映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち

映画『プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』

概要

本作は、2014年3月15日に公開されたアニメ映画であり、人気シリーズ『プリキュア』の歴代作品がクロスオーバーした第6作となります。また、本作は『プリキュア』10周年を記念して製作されており、シリーズの映画作品としては第16作目にあたります。特筆すべき点として、シリーズ史上初めて5.1chの音声で制作されています。キャッチコピーには、「みんな、本当にありがとう!」や「心がつながってれば、未来もずっと、ともだち。」などが掲げられています。これらのメッセージは、映画のテーマである友情や絆を強調しています。

ストーリー

物語は、プリキュアの妖精を目指すグレルとエンエンが主人公です。彼らは妖精学校での勉強の日々を送っており、新たに誕生したプリキュアについて学ぶことになります。そこで『ハピネスチャージプリキュア!』の情報を集めるよう依頼され、過去のプリキュアたちと再会することになります。

待ち合わせの日、プリキュアたちは新しい仲間を待ちますが、連絡がつかず不安になります。そんな中、『ハピネスチャージプリキュア!』の妖精リボンが現れます。彼らはブルースカイ王国の大使館に向かいますが、そこで眠りから目覚めない人々の現象に直面し、その原因が夢の世界に閉じ込められたことだと気づきます。

ブルーの助けを得て、夢の世界に飛び込んだプリキュアたちは、眠りに落ちた子どもたちと出会います。夢の妖精ユメタとその母親マアムの存在がこの騒動のカギとなります。母親の過保護な行動が引き起こした問題を解決するため、プリキュアたちは立ち上がります。

登場キャラクター

本作には36名のプリキュアが登場し、各プリキュアたちが持つ個性や能力が華やかに描かれています。新たな仲間、ハピネスチャージ・プリキュアたちが加わり、様々な技を駆使して悪夢獣との戦いに挑みます。また、妖精たちも活躍し、彼らの友情や成長もクローズアップされています。特に目立つのが、過去のシリーズから引き続き登場する妖精たちとの協力です。

鑑賞者参加システム

映画館での鑑賞者参加システムが導入され、特別なミラクルライトが配布されることで、観客が作品への参加感を味わえる仕組みが整えられています。特に子供たちに向けたサンバイザーの配布は、映画を楽しむ一助となります。

興行成績

公開初日には210スクリーンで上映され、2日間で約1億9264万円を記録し、映画観客動員ランキングで初登場第3位となりました。この成功は、シリーズの人気とファンの期待が相まっていると言えるでしょう。

まとめ

『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』は、感動的なストーリーと共に、友情の大切さを描いた作品です。またシリーズの集大成として、多くのプリキュアたちが集結したことで、ファンにとって特別な意味を持つ映画となっています。未来への希望を込めた本作は、多くの人々に感動を与えました。

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