春名真仁

春名真仁（はるな まさひと）

春名真仁（1973年7月16日 - ）は、北海道釧路市出身の元アイスホッケー選手であり、現在はアイスホッケー指導者として活躍しています。ポジションはゴールテンダーでした。

経歴

春名選手は、釧路市立鳥取西中学校から北海道釧路湖陵高等学校に進学し、3年次のインターハイではチームを準決勝へと導きました。その後、早稲田大学を経て古河電工アイスホッケー部（現：H.C.栃木日光アイスバックス）に加入し、コクド戦で日本リーグ初勝利を飾りました。

1998年の長野オリンピックでは、日本代表候補に1997年6月20日に選出されましたが、同年12月に芋生ダスティ選手の帰化が認められたため、オリンピック代表には選ばれませんでした。しかし、1999年アジア冬季競技大会では、カザフスタン戦に先発出場し、チームを引き分けに持ち込む活躍を見せました。

2003-04シーズンには、UHL（ユナイテッド・ホッケー・リーグ）のクアッドシティ・マーラーズでプレーし、その後HC日光アイスバックスに復帰。2006-07シーズンからは、王子イーグルスに移籍しました。

2015-16シーズンには、H.C.栃木日光アイスバックスに10シーズンぶりに復帰し、2016年4月7日に引退を発表しました。

引退後もアイスホッケーへの情熱は冷めず、2024年4月16日には、イタリアのボルツァーノで開催された2024 IIHF 男子世界選手権 ディビジョンI グループAの日本代表アシスタントコーチに就任しました。

プレースタイル

春名選手のプレースタイルは、当時日本ではまだ珍しかったバタフライスタイルを取り入れていたことが特徴です。このスタイルは、ゴールキーパーが膝をつき、脚を大きく広げてパックをセーブするもので、春名選手はその先駆者の一人として知られています。

詳細情報

代表歴

• - アイスホッケー世界選手権：12回出場
• - オリンピック予選：3回出場
• - 冬季アジア大会：4回出場
• - ユニバーシアード：3回出場

コーチ歴

• - 2024 IIHF 男子世界選手権 ディビジョンI グループA 日本代表アシスタントコーチ

関連書籍

• - 『ゴールキーパー論』増島みどり（講談社、2001年）ISBN 4-06-149539-9

外部リンク

• - 春名真仁公式ブログ

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