春日部市総合体育館

春日部市総合体育館（ウイング・ハット春日部）

春日部市総合体育館は、埼玉県春日部市に位置する屋内スポーツ施設で、愛称は「ウイング・ハット春日部」です。この体育館は、2002年2月に完成し、以来地域のスポーツ活動を支えてきました。2011年4月からは、アイル・オーエンス・東武緑地グループが管理・運営を行っています。

施設の概要

春日部市総合体育館は、大規模なスポーツイベントに対応できる設備を備えています。メインアリーナでは、バスケットボール3面、バレーボール4面、卓球24面、バドミントン12面を使用することができ、2階と3階の観客席には合計2,000席があります（可動席604席、中に200席の車いす席が含まれています）。また、1階にも可動式の観客席が1,584席整備されています。

サブアリーナでは、バスケットボール1面、バレーボール2面、卓球12面、バドミントン6面の競技が行え、トレーニング室やスタジオも完備されています。さらに、ランニングトラックも設置されており、様々な運動やトレーニングができる環境が整っています。

主な大会・イベント

この体育館は、地域スポーツイベントの中心として機能しており、彩の国まごころ国体や彩夏到来08埼玉総体などでは卓球競技の会場として使用されました。また、B.LEAGUEに所属する越谷アルファーズのホームゲームも開催されています。特に2021年5月21日から23日には、B2リーグ2020-21シーズンのB2プレーオフの一環として、仙台89ERSとの3位決定戦がここで行われました。

さらに、B3.LEAGUEに所属するさいたまブロンコスのホームゲームも実施され、多くのファンが詰めかけています。また、2012年7月16日には、春日部出身のWBA世界スーパーフェザー級王者内山高志の5度目の防衛戦を含むダブル世界戦が開催され、多くの注目を集めました。プロレスイベントも行われ、特に2007年に無我ワールド・プロレスリング（現在はドラディション）による興行が開催された後、新日本プロレスが主にイベントを実施しています。

交通アクセス

この体育館への交通アクセスも良好で、東武鉄道の春日部駅西口やせんげん台駅西口から、朝日バスを利用して「ウイング・ハット春日部」行きのバスに乗車することができます。地域のスポーツ愛好家や観客にとって、非常にアクセスしやすい立地となっています。

春日部市総合体育館は、スポーツだけでなく、地域のコミュニティの交流の場としても重要な役割を果たしており、多くの人々に愛される施設です。

もう一度検索