昭和医科大学病院

昭和医科大学病院

概要

昭和医科大学病院は、東京都品川区にある医療機関で、昭和医科大学が設立した8つの附属病院の中で中心的な役割を果たしています。当院は主に中央棟、入院棟、東病院の3つの建物から構成されており、各棟にはさまざまな医療設備と部門が揃っています。

中央棟には、診察室、検査室、手術室、処置室の他に、救急部門や医局、職員のための施設、さらには管理や事務業務を担当する部門が含まれています。入院棟は病棟部門の大部分を占め、患者が快適に療養できる環境を提供しています。また、東病院にはリウマチ・膠原病内科や脳神経内科、精神神経科、整形外科、眼科、麻酔科、睡眠医療センターなどが配置され、専門的な医療を展開しています。法律上の要請により、幹線道路を挟んで位置する東病院は、本院とは異なる病院として扱われています。

沿革

昭和医科大学病院の歴史は1928年にさかのぼります。昭和医学専門学校が設立され、その隣には附属医院が建設され、同年の5月に開院しました。初代院長には昭和医専の創立者である上條秀介が就任しました。以後、数々の重要な変遷を経て、1946年には学校法人昭和医科大学に改編され、病院名も昭和医科大学病院に変更されました。

その後も、病院の規模や機能は拡大していき、1980年には入院棟が竣工され、1987年には東棟が完成しました。また、1994年に特定機能病院として承認され、1996年にはエイズ治療拠点病院、東京都災害拠点病院に指定されるなど、地域医療の中核を担う存在へと成長しています。

近年では、内視鏡手術支援ロボットやハイブリッド手術室の導入、がんゲノム医療センターの設立など、先端医療の実現に向けた取り組みが進んでおり、今後も進化を続けることが期待されています。

診療科

昭和医科大学病院では、幅広い診療科が用意されており、呼吸器・アレルギー内科や整形外科、精神神経科など、多角的な医療が提供されています。また、総合診療科や救命救急科も設置されており、患者一人一人のニーズに応える体制が整っています。

さらに、がん診療連携拠点病院や難病医療拠点病院としても機能しており、地域の医療向上に貢献しています。さまざまな専門医が揃い、最新の医療技術を駆使して、患者とその家族に信頼される医療を提供することを目指しています。

アクセス

交通手段としては、東急電鉄の大井町線・池上線から徒歩5分の位置にあり、交通の便も良好です。

まとめ

昭和医科大学病院は、多くの患者に安心を提供する医療機関として、長い歴史を持ち、地域社会に貢献しています。今後も進化を続け、より良い医療サービスを届けていくことを目的としています。

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