昭和警察署

昭和警察署について

昭和警察署は愛知県名古屋市昭和区に所在し、愛知県警察に属しています。この署は、地域の安全を確保するために重要な役割を果たしており、その歴史は1932年まで遡ります。

所在地と管轄区域

昭和警察署の住所は名古屋市昭和区広路通5-11です。この署が管轄するのは名古屋市の昭和区であり、地域社会の安心・安全を守るために日々活動しています。

沿革

昭和警察署の設立は1932年8月1日であり、当初は御器所警察署として設置されました。設置当初の管轄は広範囲で、昭和区をはじめ瑞穂区、南区の一部、さらに千種区の一部も含まれていました。設置当初の派出所は御器所、島退、山脇、御所町などの10か所と、駐在所が9か所ありました。

1942年には新たに木造の庁舎が建設され、名称も昭和警察署に改められました。この時期に瑞穂区が新設され、同区の一部管轄が瑞穂警察署へ移行しました。1967年には鉄筋コンクリート造りの新庁舎が現在の位置に建設され、昭和区の地域が編入されたことに伴い、署の中心的な位置となりました。さらに、1973年には増築工事が行われ、1979年には天白警察署が独立するという変化もありました。

組織構成

昭和警察署では、様々な課が設置されており、それぞれの業務に特化した部門が存在します。主な課としては以下のものがあります：

• - 警務課：警務係、住民サービス係、留置管理係、会計係など。
• - 生活安全課：生活安全係、少年係、保安係。
• - 地域課：地域総務係及び地域の係。
• - 刑事課：刑事総務係、強行係、盗犯係、鑑識係、知能係、暴力薬物係。
• - 交通課：交通総務係や指導取締係、事故捜査係。
• - 警備課：警備係など。

また、署内には複数の交番が設置されており、地域に密着した警備を行っています（安田交番、八事交番、阿由知交番など）。これにより、地域住民が安心して生活できる環境を整える努力がなされています。

未解決事件と地域の治安

昭和警察署では治安維持のために様々な取り組みを行っていますが、地域での未解決事件も存在します。これらの事件の解決に向けて、警察は捜査を継続し、地域との連携を強化しています。

昭和警察署は名古屋市において重要な役割を果たしており、地域住民の信頼を得ながら、日々治安維持に努めています。今後も地域の安全を守るために、さまざまな活動を続けていくことでしょう。

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