是川団地

是川団地について

是川団地は、青森県八戸市是川地区に位置する大規模な住宅団地です。是川一丁目から五丁目までを含み、八戸市中心部から南へ約5キロメートルの場所にあります。

概要

1971年に建設が開始された当時、青森県内では最大規模の住宅団地でした。団地の西側には新井田川が流れ、周辺からは縄文時代の遺跡も出土しています。

団地計画データ

• - 総面積：51万平方メートル
• - 計画住宅戸数：1760戸
• - 計画人口：5700人

歴史

建設までの経緯

当初、団地建設は湊地区が候補地として挙がっていましたが、用地買収が難航したため、是川地区に変更されました。

団地の発展

1970年代に建設が進み、住宅のほか、小学校や商店、スーパーマーケットなどが整備されました。
1972年には、町の新設により、大字是川の一部が是川一丁目から是川五丁目に変更されました。

1974年には、是川小学校が火災により全焼し、現在の場所に移転しています。

近年の状況

2000年代に入ると、市営住宅や県営住宅の入居率が低下し始めました。その背景には、入居者の高齢化や団地の老朽化、中心市街地へのアクセスが不便であることなどが挙げられます。この状況を改善するため、県と市は2007年頃から古い市営住宅の建て替えに着手し、バリアフリー化された平屋建ての住宅を建設しました。

町名の変遷

是川団地では住居表示は実施されていません。

世帯数と人口

2017年4月30日現在の世帯数と人口については、以下の通りです。（具体的な数値は出典資料をご確認ください）

教育機関

• - 八戸市立是川小学校：団地地区の中心に位置しています。
• - 八戸市立是川中学校：団地の外側、南東に約1キロメートル離れた場所に位置しています。

交通

道路

是川団地のすぐ南東には、青森県道139号差波新井田線が通っています。

まとめ

是川団地は、建設から半世紀以上が経過し、様々な変化を経験してきました。現在では、高齢化や空き家問題などの課題を抱えていますが、建て替え事業などを通して、住みやすい団地を目指した取り組みが続けられています。

参考資料

• - 住所毎男女世帯数リスト 平成20年 八戸市

本記事は、提供された情報を基に作成しており、現状と異なる場合があります。

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