景山梨彩

景山梨彩（かげやま りさ）は、1987年8月3日生まれ、東京都出身の日本の女性声優、そして韓国語翻訳家です。Rush Styleに所属しており、以前は華山梨彩（かやま りさ）という芸名で活動していました。彼女の父親は著名なシンガーソングライターの影山ヒロノブであり、妹の景山菜奈もダンサー、コレオグラファー、シンガーソングライターとして活躍しています。

中学1年生から高校3年生まで演劇部に所属し、大学では演劇学を専攻しました。この経験から、自然、演劇、そして声を使う仕事に興味を持ち、声優を志すようになりました。当初は舞台女優やアナウンサーも視野に入れていたと言います。また、10年間韓国語を学び、延世大学語学堂への留学経験もあります。

2016年10月20日にスペースクラフトからRush Styleへ移籍。この際に、芸名を本名である「景山梨彩」に改名しました。

趣味はロードバイクと読書です。ロードバイクは、父親の影響で始めたそうです。尊敬する声優には、自身が所属するRush Styleの代表である速水奨と小野健一を挙げています。

韓国語の高度な能力を生かし、韓国産ゲームの日本語翻訳にも携わっており、『僕の彼女は人魚姫!?』や『狐が僕を待っている』では、メインキャストとして出演するだけでなく、シナリオ翻訳スタッフとしてもクレジットされています。「ハングル」能力検定試験1級、TOPIK6級を所持しており、その語学力の高さが伺えます。2018年8月にはYouTubeチャンネルを開設し、日本語を使わず韓国語のみで日本の情報を発信するユニークな活動も行っています。妹の菜奈もK-POPをカバーするYouTubeチャンネルを開設しており、姉妹でクリエイティブな活動を展開しています。さらに、アスリートフードマイスター3級の資格も保持しています。

声優としての主な出演作品は、テレビアニメでは『坂道のアポロン』、『戦国コレクション』、『とある科学の超電磁砲S』、『WHITE ALBUM2』、『ロボカーポリー』、『銀の墓守り』、『ブラッククローバー』などがあります。OVAでは『乙女はお姉さまに恋してる 2人のエルダー THE ANIMATION』、ゲームでは『フェアリーフェンサー エフ』、『クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ』、『高円寺女子サッカー3 〜恋するイレブン いつかはヘブン〜』、『僕の彼女は人魚姫!?』、『デッドエンド99%』、『ファイトリーグ』、『狐が僕を待っている』、『DCスーパーヒーローガールズ ティーンパワー』などに出演しています。また、ドラマCDや吹き替え、CM、インターネットラジオ、インターネットテレビなど、幅広い分野で活躍しています。

翻訳家としては、ゲーム『僕の彼女は人魚姫!?』、『デッドエンド99%』、『狐が僕を待っている』のシナリオ翻訳を担当しています。

彼女の多岐にわたる才能と活動は、今後も注目を集めることでしょう。公式サイト、SNS、ブログ、YouTubeチャンネルなどで、彼女の最新情報をチェックすることができます。

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