暁星国際小学校・中学校・高等学校

暁星国際小学校・中学校・高等学校：グローバルな教育環境と伝統を融合した学校

千葉県木更津市矢那に位置する暁星国際小学校・中学校・高等学校は、1979年の暁星国際高等学校開校を皮切りに、1981年には中学校、1995年には小学校が開設された私立学校です。当初は帰国子女を対象とした全寮制男子校としてスタートしましたが、その後、共学化、通学生の受け入れなど、時代の変化に合わせて柔軟な対応を続け、現在では多様な学習ニーズに対応できる教育機関へと発展を遂げています。

教育理念とコース

本校は、国際社会で活躍できる人材育成を目指し、高い学力と国際感覚を備えた生徒の育成に力を入れています。中学・高校課程では、生徒の進路目標や個性に合わせた4つのコースが用意されています。

特進・進学コース: 大学進学を目指す生徒のためのコースです。高度な学力習得を目指し、大学受験対策を重点的に行います。
ヨハネ研究の森コース: キリスト教思想を深く探求するコースです。倫理観や人間性を育み、社会貢献できる人材育成を目指します。
インターナショナルコース: 英語運用能力を高め、国際的な視野を持つ人材育成を目指すコースです。海外大学進学や国際機関への就職を目指す生徒にとって最適な環境です。
アストラ・インターナショナルコース: より実践的な英語力と国際感覚を養うコースです。異文化理解を深め、グローバル社会で活躍できる人材の育成に重点を置いています。

充実した寮生活

小学校、中学校、高等学校それぞれに寮が設置されており、当初は全寮制でしたが、現在は通学生も受け入れています。寮生活を通して、自立心や責任感、協調性を育むことを目指しています。各コースに対応した寮もあり、「アストラ・インターナショナルコース」や「ヨハネ研究の森コース」専用の寮も用意されています。

小学校寮
中学校・高等学校寮
レジナムンディ寮（女子寮）
トマス寮（男子寮）
ヨゼフ寮（「アストラ・インターナショナルコース」（中学）寮）
ドミニコ寮（「アストラ・インターナショナルコース」寮）
ヨハネ寮（「ヨハネ研究の森コース」寮）

特徴的な学校生活

本校は、数々の特徴的な取り組みで知られています。

校歌: 作詞は谷川俊太郎氏、作曲は團伊玖磨氏による「暁星国際学園の歌」は、本校の理念と歴史を象徴するものです。
制服: 中学・高校男子の冬制服は、伝統的な詰め襟スタイル。夏服は半袖シャツとスラックスで爽やかさを演出。一方、小学校男女と中学・高校女子の制服は、世界的ファッションデザイナー山本耀司氏デザインによる洗練されたものです。
アクセス: JR木更津駅東口からのスクールバスに加え、川崎、横浜、品川、海浜幕張、浦安方面からも運行されており、通学の利便性を高めています。

歴史と伝統

本校の歴史は、1979年の暁星国際高等学校開校に始まります。その後、中学校、小学校と段階的に発展し、常に時代のニーズに対応しながら進化を続けてきました。帰国子女教育から始まった歴史は、現在では、国際的な視野を持ち、高い倫理観と社会貢献意識を持つ人材育成という理念へと受け継がれています。

暁星国際小学校・中学校・高等学校は、伝統と革新を融合させた教育環境を提供し、未来を担う人材育成に貢献しています。

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