曾文鼎

曾文鼎（ツェン・ウェンティン）は、1984年7月6日生まれ、台湾出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはセンターで、202cmの身長と90kgの体重を生かしたプレーが持ち味です。

プロ入り前

再興中學在学中の2000年にはバスケットボールアジアU-18選手権に出場し、早くからその才能を発揮しました。2001年には高中籃球聯賽（High School Basketball League）で優勝を経験しています。

台湾代表としての活躍

2001年には台湾代表に選出され、東アジア大会やアジア選手権に出場。以降、長年にわたり台湾代表の中心選手として活躍を続けています。

台湾でのプロキャリア

2001年からは実業団の裕隆に所属し、2001-02社會甲組籃球聯賽（社会人リーグ）で優勝、新人王にも輝きました。2003年に超級籃球聯賽（SBL）が発足してからも引き続き裕隆ダイナソーズに所属し、2003-04シーズンから2009-10シーズンまでの7シーズンで6回ブロックショットリーグ1位を獲得。3度のリーグ優勝に大きく貢献しました。2009-10シーズンにはレギュラーシーズンMVPも受賞しています。

日本での挑戦

2011年2月、日本プロバスケットボールリーグ（bjリーグ）の大阪エヴェッサに移籍。短い期間ではありましたが、日本のファンにそのプレーを披露しました。

中国での活躍

2011年9月からは中国プロバスケットボールリーグ（CBA）の上海シャークスに所属し、2018年までプレーしました。その後、四川金強、臺北富邦勇士、新北中信特攻とチームを渡り活躍しました。

所属チーム

裕隆ダイナソーズ（2002年〜2011年）
大阪エヴェッサ（2011年）
上海シャークス（2011年〜2018年）
四川金強
臺北富邦勇士
新北中信特攻

受賞歴

2009-10レギュラーシーズンMVP
2004-05、2005-06チャンピオンシップMVP

曾文鼎は、台湾バスケットボール界を代表する選手の一人として、その輝かしいキャリアを築き上げています。

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