月山和香

月山 和香（つきやま わか）

月山和香は1992年1月26日にアメリカ・ニューヨーク市で生まれ、東京都で育ちました。北海道大学法学部を卒業した後、プロレスだけでなく女優としても活躍する多才な人物です。彼女は2020年にプロレス界にデビューし、以降のキャリアにわたって多くの挑戦を続けています。

プロレスデビュー

2020年9月6日、月山はActwres girl'Zの大会でプロレスラーデビューを果たし、初戦では林亜佑美とのタッグでSAKIとさくらんボニータと対戦しました。この試合で敗れたものの、彼女のプロレスラーとしての道は始まりました。その後、2021年にActwres girl'Zを退団し、スターダムに参戦を表明します。

スターダムでの活動

スターダムに参戦した彼女は、最初の挑戦でウナギ・サヤカに敗れましたが、その後「月山和香スターダム・チャレンジ」をスタート。試合中に、自身のスターダム参戦のきっかけを尋ねられ、小波の名前を挙げたことが話題になりました。9月28日には、COSMIC ANGELSへの加入を希望し、正式にメンバーとなります。

苦境と挑戦

2022年に入ると、月山はスターダムの新設大会に参加するものの、勝利を挙げることができず、また負傷者の代替選手としてリーグ戦に挑むも、勝ち星を得られないまま終えました。特に2022年10月28日には、スターダム参戦からの連敗が100に達してしまったことが彼女のキャリアにおいて大きな試練となりました。

初勝利

しかし、2023年3月25日には「NEW BLOOD Premium」で格上の高橋奈七永を相手に変型オースイ・スープレックスで勝利を収め、念願の初勝利を手にしました。この勝利は、デビュー以来の大きな節目となり、彼女のプロレス人生を再び輝かせることとなりました。さらに、同開催の試合を通じてスターダム退団を回避することにも成功しました。

技とスタイル

月山和香は、主にオースイ・スープレックスをフィニッシュ・ホールドとして使用し、この技でのキャリア初勝利を果たしました。また、ムーンライト・ドリームや極楽ドン、三日月固めなど、多彩な技を繰り出すことが特徴です。彼女の試合は観る者を惹きつけ、技術と観客とのつながりを大切にしています。

舞台女優としての活動

月山はプロレスラーとしてだけでなく、女優としても様々な舞台に出演しています。2017年から2020年にかけて多くの作品に参加し、その演技力を磨いています。舞台での経験は、彼女のプロレスに対するアプローチにも表れており、感情の表現やキャラクター作りに活かされています。

人物像

小波に憧れを抱いており、彼女のスタイルや技術から影響を受けています。また、英語が堪能であり、外資系企業での勤務経験もあることから、プロレス界においても国際的な活躍が期待されています。月山和香は、プロレスと演技の両方を通じて、観客に感動を与える魅力的なアーティストと言えるでしょう。

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