有坂美香

有坂美香

有坂美香（1974年生まれ）は、神奈川県鎌倉市出身の日本の女性歌手です。彼女は、Reggae Disco RockersやJazztronikといった人気ユニットのメインボーカルとしても知られています。

経歴

1990年、有坂美香は単身でアメリカに渡り、カリフォルニアの高校に通いながらミュージカル劇団で歌、演技、ダンスを学びました。この時期には、ゴスペルやジャズにも挑戦し、音楽の幅を広げました。

1995年には、ボストンの名門バークリー音楽院に奨学生として入学。音楽の専門知識と技術を磨きました。1997年には、L.L.Cool JのバックコーラスやOverjoyed Gospel Ensembleの一員として、日本ブルーノートツアーに参加し、プロとしての経験を積みます。

1999年に帰国すると、様々なアーティストのコーラスを務める傍ら、ビクターエンタテインメントからアニメ『無限のリヴァイアス』の歌手に抜擢され、シングル『dis-/夢を過ぎても』でデビューを果たします。

2004年、Reggae Disco Rockersに正式加入し、『Rainbow』、『Morning Glory』、『蜃気楼の街』、『Melodies』といったアルバムをリリース。その音楽性は高く評価されました。2005年には、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第2期エンディングテーマ『Life Goes On』を担当し、オリコンデイリーチャートで1位を獲得する大ヒットを記録しました。

2006年頃から、様々なジャンルのアーティストからフィーチャリングの依頼が殺到し、「フィーチャリングクイーン」と呼ばれるようになります。Skoop On SomebodyやLove Psychedelico、プライド男祭りなどで100人以上のコーラス隊を指揮・指導するなど、幅広い活動を展開しました。同年には、TV SONG BOOK 1999 - 2006を発売。

2007年からは、Jazztronikのメインボーカルとしてもライブやレコーディングに参加し、その歌唱力を高く評価されています。2008年には、Knife Edge / ポニーキャニオンからファーストフルアルバム『Aquantum』をリリースし、ソロアーティストとしての地位を確立しました。

2009年には、角川映画「クヌート」のエンディングテーマの歌手に抜擢されるなど、幅広い分野で活躍。ボイストレーナーやクワイヤーディレクターとしても活動しています。2010年には、テレビアニメ『神のみぞ知るセカイ』の『集積回路の夢旅人』にコーラスとして参加。2011年には、「サタデースポーツ&サンデースポーツ」共通のメインテーマ「Walk ON」にコーラスとして参加しました。2014年には、TUBEのライヴツアーにコーラスとして参加しています。

作品

シングル

dis-/夢を過ぎても
dis- (ENGLISH Version)
月迷風影
Life Goes On
蜃気楼の街 (Reggae Disco Rockers)
Saturday Nite (Reggae Disco Rockers)

アルバム

Over The Dream
Rainbow (Reggae Disco Rockers)
Morning Glory (Reggae Disco Rockers)
TV SONG BOOK 1999 - 2006
Melodies (Reggae Disco Rockers)
Aquantum （オリジナル1stアルバム）

その他

Living on like stars （ゲーム「ファンタシースターオンライン2」挿入歌）

外部リンク

有坂美香オフィシャルサイト
有坂美香オフィシャルブログ
有坂美香 (@MikaArisaka) - X（旧Twitter）
有坂美香myspace
Jazztronik

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