朝風理沙

朝風理沙

朝風理沙（あさかぜ りさ）は、畑健二郎の漫画作品『ハヤテのごとく!』に登場するキャラクター。アニメ版の声優は浅野真澄が担当。

プロフィール

誕生日：7月13日
血液型：O型
年齢：16歳
身長：167cm
体重：48kg

人物

ハヤテのクラスメイトで、風紀委員を務める少女。生徒会の下っ端役員であり、動画研究部にも所属している。泉、美希とは小学校時代からの親友で、「生徒会3人娘」として周囲から認識されている。3人の中で最も背が高く、並ぶと頭一つ分ほど突出しているのが特徴。包容力とユーモアのセンスがある人物を好み、融通の利かない人物を苦手としている。神社の巫女の娘であり、自宅では巫女装束を着用している。ただし、伊澄のような特殊な能力は持っておらず、何かあった際には麻酔銃を使用する。やや陰湿な面があり、下ネタに話が及ぶことも多いが、根は悪い子ではない。常に何かを企んでいるかのような笑みを浮かべているが、ハヤテには普通の笑顔を見せることもある。ハヤテに対して好意を持たれていると自覚しているものの、彼を恋人にしたいとは思っていない。中性的な顔立ちで、黒髪と赤い瞳を持つ。口調は男性的で、語尾に「〜だな」などを付ける。

白皇学院において落第寸前の成績であり、学力は決して高くない。マークシート形式ですらないテストの解答を全て「3」で埋め、「完璧な解答」と豪語するほど。その結果、泉や美希と共に雪路の補習を受ける羽目になる。体力もあまりなく、高尾山ハイキングでは途中で疲れてしまう。

カレーは中辛を好む。ハヤテのことを、泉や美希と同様に「ハヤ太君」と呼ぶ。第1回人気投票では20位を獲得。生徒会3人娘の中では2位だが、得票数は少ない。かつてはハヤテに女性の影がないことから男性が好きなのではないかと疑っていたが、事情を知ってからは考えを改めている。瀬川家で泉がハヤテに好意を寄せていることを知った際には、「ハヤ太君は私に惚れている」と発言し、美希に突っ込まれた。

2年生に進級した際も、ハヤテ、ナギ、泉、美希と同じクラスになり、ヒナギク、愛歌、千桜も同級生となった。

美希と同様に高級レストランをファミレスと呼ぶなど、金銭感覚が一般とはかけ離れている。番外編では、世界遺産を幼稚園の頃に見飽きたという発言もあるが、アニメでは『一騎○千』のDVDを「主人公の出番の少なさ目当て」に購入し、クレジットカードの限度額に達するなど、必ずしも無尽蔵な資産家というわけではない。

備考

作者は当初、理沙のイメージが掴みづらいとして出番を減らしていたが、第13巻で彼女がメインとなるエピソードが描かれた。作者は、アニメの声優である浅野真澄の演技によってイメージが具体化したと述べている。小説版の作者である築地俊彦は、生徒会3人娘の中で理沙を最も気に入っており、作中に「このノベライズの作者は私を気に入ったらしい」という台詞を登場させている。

原作では第4巻で初登場し、生徒会3人娘の中では最も遅い登場だったが、アニメ第1期では泉、美希と共に第4話から登場している。原作ではハヤテに対して、アニメでは視聴者に対して最初に「ミナミハルオでございます」と名乗った。アニメ第1期では、ナギの隣の席に座っている。

家族

理沙の祖父

第13巻で本格的に登場するが、第12巻で歩に奇妙な格言を伝えている。非常に忘れっぽく、自分の刀をハヤテに貸したことを忘れて泥棒呼ばわりする。彼が人を呼ぶと、般若の面を被った屈強な男が現れる。

もう一度検索