木暮郁哉

木暮 郁哉 - プロサッカー選手

木暮郁哉（こぐれ ふみや）は1989年6月28日生まれ、東京都北区を故郷とするプロサッカー選手です。現在、MFとして活動しており、本職はボランチですが、サイドハーフやサイドバックのポジションも巧みにこなします。

競技経歴の始まり

木暮は三菱養和SCに在籍していたユース時代から才能を示し、各年代の日本代表に選ばれるまでの成長を遂げました。高校を卒業後、2008年にアルビレックス新潟に入団し、ルーキーシーズンからボランチのポジションでレギュラーに名を連ねました。彼は、リーグ戦で12試合に出場し、将来への期待を抱かせるパフォーマンスを披露しました。また、AFC U-19選手権の日本代表にも選出されましたが、プロのフィジカル面の厳しさに直面し、怪我に悩まされることになります。

負傷と復活

木暮は故障の影響で長期にわたり戦線を離脱し、2009年から2010年のシーズンを棒に振ってしまいました。この困難な時期にもかかわらず、木暮は2011年に背番号を13から8に変更し、元日本代表の山口素弘以来、新潟で8番を背負う日本人選手となりました。2011年は、主に左右のサイドハーフとして起用され、10月には天皇杯2回戦でプロ初ゴールをマークしました。

転機と移籍

2013年シーズンからは水戸ホーリーホックに期限付きで移籍し、2014年にはアスルクラロ沼津に同じく期限付きで参加しました。しかし、契約年限が来た2014年、アルビレックス新潟との契約は満了し、アスルクラロ沼津とも別れを告げました。2015年にアルビレックス新潟シンガポールへ移籍し、翌2016年にはホウガン・ユナイテッドFCに進みました。

その後、2018年にはゲイラン・インターナショナルFCに所属し、2019年からはカンボジアのソルティーロ・アンコールFCでプレーしました。2021年からはナガワールドFCの一員として活動を続けています。

代表歴

木暮の代表歴にも注目すべき点があります。彼はU-16からU-20までの各年代で日本代表選手に選出され、2008年のAFC U-19選手権では2試合に出場しました。これまでのキャリアを通じて、怪我に悩まされながらも多くの経験を積んできた木暮は、今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

最後に

木暮郁哉は、サッカー選手としての素晴らしい才能と努力を持ち合わせた選手であり、今もなお新たな挑戦を追い続けています。彼の今後のさらなる進展を見守ることが、ファンにとっての楽しみでもあります。

もう一度検索