木村恵里子

木村恵里子：輝けるバスケットボール人生

木村恵里子氏は、1983年3月14日、福井県で生まれました。バスケットボール選手としてのキャリアは、地元福井県の足羽高校から始まります。高校卒業後の2002年、日立製作所に入社し、戸塚女子バスケットボール部へ所属。しかし、チーム事情により1年で休部となり、その後、富士通レッドウェーブへ移籍することとなります。

富士通レッドウェーブでの木村恵里子氏の活躍はめざましく、移籍3年目にはレギュラーシーズン20試合以上の出場を果たし、チームの中核を担う主力選手へと成長しました。チームの勝利に大きく貢献し、オールジャパンでの連覇やWリーグ初優勝という輝かしい実績を残しています。

国内リーグでの活躍にとどまらず、木村恵里子氏は日本代表として国際舞台でもその才能を遺憾なく発揮しました。2006年のアジア大会では、日本代表チームの一員として銅メダルを獲得。2008年には北京オリンピック最終予選の日本代表候補にも選出されるなど、常に日本代表の座を争うトップレベルの選手でした。惜しくも北京オリンピック出場は逃しましたが、2011年にはロンドン五輪アジア予選を兼ねたアジア選手権の日本代表に選ばれ、国際舞台で日本の代表として活躍しました。

数々の栄光を手にした木村恵里子氏ですが、2012年に現役を引退。華麗な選手生活に幕を閉じました。しかし、バスケットボール界への貢献はそこで終わらなかったのです。引退後は、アシスタントコーチとして後進の育成に力を注ぎ、指導者としての新たな道を歩み始めました。

木村恵里子氏の経歴をまとめると、以下のようになります。

足羽高校
日立戸塚 (2002年～2003年)
富士通レッドウェーブ (2003年～2012年)

日本代表としての経歴も輝かしいものがあります。

2001年 ジュニア世界選手権
2006年 アジア大会
2011年 アジア選手権

木村恵里子氏は、選手として、そして指導者として、日本の女子バスケットボール界に多大なる貢献を果たした一人と言えるでしょう。その功績は、長く人々の記憶に刻まれ続けることでしょう。彼女が残した記録、そして精神は、未来のバスケットボール選手たちの目標であり続けるに違いありません。

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