木村真野・紗野

木村真野・紗野について

木村真野（きむらまや）と木村紗野（きむらさや）は、1986年12月5日生まれの日本の双子姉妹で、アーティスティックスイミング選手およびタレントとして知られています。愛知県名古屋市出身で、中京大学体育学部体育学科を卒業。この姉妹は、日本のアーティスティックスイミング界で数々の成績を残しながら、テレビや舞台でもその存在感を発揮しています。

アーティスティックスイミングのキャリア

彼女たちは4歳の頃にアーティスティックスイミング（シンクロナイズドスイミング）と出会い、1992年のバルセロナオリンピックでのカレン・ジョセフソン、サラ・ジョセフソン姉妹、また銅メダリストの奥野史子の演技に感動し、自らも「人魚のようになりたい」と憧れを抱くようになりました。その後、熱心に練習し、特に中学1年生からはジュニアオリンピックカップのデュエットで三連勝を果たしました。

2004年には日本オリンピック委員会（JOC）のオリンピック強化指定選手に選ばれ、双子対の高い同調性を活かして競技での活躍を重ねていきました。2006年の日本選手権で2位、2007年に3位、2008年には北京オリンピックに向けた選考試合で品質の高い演技を見せて2位と素晴らしい成績を収めました。

2008年には正式に日本代表に選出され、同年12月にスペインのマドリードで開催されたワールドトロフィーでは3位入賞を果たし、銅メダルを獲得しました。そして、2009年にはローマで行われた世界水泳選手権にも出場し、その後2010年に競技生活に終止符を打ちました。

引退後の活動

現役引退後、木村姉妹は次世代の選手たちへの指導に取り組む一方で、プロアーティスティックスイミング選手としてエキジビションにも参加しています。彼女たちが結成したチーム「マーメイドツインズ」は、国際的な競技大会でも活躍し、2012年のFINAマスターズ世界選手権および2013年のパンアメリカンマスターズ選手権でデュエット金メダルを獲得しました。さらに、2010年からはホリプロスポーツ文化部に所属し、2013年には吉本興業へ移籍してタレント活動も行っています。

メディア出演

木村姉妹は特にテレビ番組や映画にも頻繁に出演しており、その中には『ジャンクSPORTS』『スクール革命!』『いきなり!黄金伝説。』などがあります。タレントとしての活動を通じて、アーティスティックスイミングの普及にも力を入れています。また、フィギュアスケート選手の安藤美姫や浅田真央とも親交を深め、多方面で活動の幅を広げています。

彼女たちの魅力と個性

木村真野は姉であり、159cmの身長を持つA型の女性、一方で妹の木村紗野は158cmの身長で同じくA型です。彼女たちはその親しみやすいキャラクターとプロフェッショナリズムで多くのファンを魅了しています。観客とともに素晴らしいパフォーマンスを楽しみながら、アーティスティックスイミングの素晴らしさを広めています。

彼女たちの歩みは、選手としての誇り高き歴史を築くとともに、多くの人々に感動を与え続けています。

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