木龍七瀬

木龍 七瀬の足跡

木龍 七瀬（きりゅう ななせ）は、1989年10月31日に神奈川県で誕生した女子サッカー選手です。現在彼女はスペランツァ大阪に所属し、フォワードとしてプレーしています。ここでは、彼女のサッカーキャリアの軌跡を詳しく見ていきましょう。

ユースキャリア

木龍七瀬は、ユース時代をFC駒沢女子で過ごしました。そこでは東京都女子サッカーリーグの中で優秀選手賞や得点王に輝くなど、彼女の才能が開花しました。2007年には日テレ・ベレーザの下部組織である日テレ・メニーナに加入し、さらなる成長を遂げることになります。

シニアキャリア

日テレ・ベレーザ

2008年に日テレ・ベレーザに昇格し、同年の第6節で浦和レッドダイヤモンズレディースに対してリーグ初出場を果たします。その試合で初得点も記録し、華々しいデビューを飾りました。木龍はその後も続々と試合に出場し、特に左足による正確なボールコントロールやドリブルのスキルが際立ち、試合の流れを変えるプレイを数多く見せました。

転機と海外挑戦

2012年にはエバラ食品工業に勤務しながらもサッカーを続け、2014年にはNWSLのスカイ・ブルーFCに完全移籍しました。その後、アメリカでの公式戦終了後には再びベレーザに戻り、期限付きでプレーすることになりました。しかし、2016年1月19日には引退が発表されますが、亘崇詞の招待により広東女子足球隊に加入し、現役復帰を果たします。

新たな挑戦

2017年からは岡山湯郷Belleに移籍し、再び新たな環境での挑戦を始めます。2020年には韓国のWKリーグの昌寧WFCへ移籍し、国境を越えたプレーが続きます。2024年1月19日には、なでしこリーグ1部に所属するスペランツァ大阪への移籍が発表され、これからの活躍が期待されます。

代表キャリア

木龍は2009年、日本女子代表（なでしこジャパン）のメンバーに選ばれ、BICENNTENIAL WOMAN'S CUP 2010に参加しました。2010年にはデンマークとの試合で日本女子代表初出場を果たし、2014年にはベトナム戦で初得点を記録しました。彼女の代表歴は多岐にわたり、東アジアサッカー選手権やアルガルヴェ・カップ、AFC女子アジアカップなど数多くの大会に出場しています。

成績とタイトル

木龍七瀬のキャリアには多くのタイトルがあり、特に日テレ・ベレーザではなでしこリーグを4回制覇。さらに、なでしこリーグカップや皇后杯全日本女子サッカー選手権大会でもそれぞれタイトルを獲得しています。また、個人では2013年のなでしこリーグベストイレブンにも選ばれました。

終わりに

木龍七瀬は、サッカー選手としての道のりで数々の栄冠を手にしただけでなく、サッカー界においてもその存在感を放ち続けています。今後の活躍にも目が離せません。

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