末吉隼也

末吉 隼也（すえよし としや）

末吉隼也は1987年11月18日生まれ、福岡県出身の元プロサッカー選手です。彼は主にミッドフィールダーとしてプレーしました。

サッカーキャリアのスタート

末吉は福岡大学サッカー部で多くの経験を積み、特に第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントでの優勝に大きく貢献しました。この成功を通じて、彼は第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会への出場権を得ることになり、全3試合でアシストを挙げました。大学時代の仲間には、河田晃兵や宮路洋輔、福井諒司、藤田直之、高橋祐太郎などがいます。

プロ入りとアビスパ福岡

2009年12月28日、末吉は2010年シーズンからアビスパ福岡への加入が発表されました。2010年のJ2リーグ開幕戦において、甲府戦でスタメンとしてデビューし、同じく新加入の中町公祐と共にボランチコンビを形成。彼らの連携は非常に効果的であり、福岡は多くの試合で勝利を収めました。このシーズンの末吉は31試合に出場するなど、チームのJ1昇格に大きく寄与しました。

J1での戦い

2011年、アビスパ福岡はJ1リーグに昇格し、末吉は再び中町とともにレギュラーとして出場しました。しかし、チームは年間順位17位となり、再びJ2に降格することに。

サガン鳥栖とその後の移籍

2013年、末吉はライバルチームであるサガン鳥栖に完全移籍しました。ここでは大学時代の仲間である藤田直之と再会しましたが、ボランチコンビの座を取るのは難しく、彼はシーズン中盤から出場機会が減っていきました。2014年には大分トリニータに期限付き移籍し、次の2015年に再びアビスパ福岡に復帰しました。

最後の移籍先と引退

2018年、ファジアーノ岡山に完全移籍し、翌2019年にはSC相模原に移籍しました。この年にはJ3リーグで25試合に出場しましたが、2020年1月7日、彼は現役を引退することを発表しました。

所属クラブと成績

末吉のキャリアの中で、彼は以下のクラブに所属しました：

• - 引野サッカースポーツ少年団（引野小学校）
• - 引野中学校
• - 東海大五高校
• - 福岡大学
• - アビスパ福岡（2010-2012, 2015-2017）
• - サガン鳥栖（2013-2014）
• - 大分トリニータ（2014）
• - ファジアーノ岡山（2018）
• - SC相模原（2019）

代表歴と獲得タイトル

末吉は九州大学選抜チームで2007年から2009年まで選出されました。また、2009年には第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで優勝を果たしています。彼のキャリアには多くの経験と仲間との思い出が詰まっています。

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