本田圭佑投手:経歴、投球スタイル、人物像
本田圭佑投手は、
宮城県仙台市出身の
プロ野球選手です。右投右打で、2024年12月現在オリックス・バファローズに所属しています。小学校3年生から
野球を始め、高校で
投手転向。
東北学院大学を経て、2015年のドラフト会議で
埼玉西武ライオンズに6位指名されプロ入りしました。
プロ入り前
少年時代は地元の
野球チームで
遊撃手としてプレーしていましたが、東北学院高校入学後に
投手へ転向。高校時代はエースとして活躍しましたが、甲子園出場経験はありませんでした。
東北学院大学時代には、仙台六大学
野球リーグで活躍。特に3年生時の春季リーグ戦では
防御率1.56を記録し、秋季リーグ戦では4勝を挙げて敢闘賞を受賞しました。大学4年時には
ノーヒットノーランも達成しています。大学リーグ通算では、28
試合に
登板し15勝7敗、
防御率1.90という素晴らしい成績を残しました。
西武ライオンズ時代
2016年、西武ライオンズに入団。同年9月にプロ初
登板を果たすと、すぐに才能を開花させました。ルーキーイヤーは2
試合の
登板にとどまりましたが、同年秋にはU-23ワールドカップ日本代表として活躍し、優勝に貢献。オーストラリアのウィンターリーグにも参加し、高いパフォーマンスでオールスターにも選出されました。
その後も先発とリリーフを兼任。2019年には開幕6戦目の先発としてプロ初勝利を挙げ、シーズン後半には先発ローテーションの一角を担うまでになりました。しかし、その後はけがや不調に見舞われることもありました。
2022年にはリリーフに専念。45
試合に
登板し、
防御率1.97という好成績を残しました。オールスターゲームにも選出され、活躍しました。2023年もリリーフとして活躍しましたが、シーズン後半は不調に陥り、
登板機会が減少しました。
オリックス・バファローズ時代
2024年12月、
現役ドラフトでオリックス・バファローズに指名され移籍しました。背番号は60番です。新たなチームで更なる活躍が期待されています。
投球スタイル
本田
投手の持ち味は、先発とリリーフの両方をこなせる器用さと、緩急をつけた投球術です。最速151km/hのストレートと、多彩な変化球を駆使して
打者を打ち取ります。変化球はスライダー、カーブ、
チェンジアップに加え、プロ入り後にカットボール、フォークも習得しました。
人物
愛称は「ぽんちゃん」。
プロサッカー選手の
本田圭佑氏と
同姓同名ですが、名前の由来は言葉の響きと字画を考慮して付けられたとのことです。ルーキー時代には、西武の寮に入寮する際に大学時代のチームメイトから贈られた
本田圭佑選手のユニフォームを持参したエピソードも有名です。
まとめ
本田圭佑投手は、高校時代から大学、そしてプロと、常に努力を続け、着実に成長を遂げてきた選手です。持ち前の明るさと才能で、今後の活躍にも期待がかかります。オリックス・バファローズでの活躍にも注目しましょう。