札幌コミュニケーションパークSORA

札幌コミュニケーションパークSORAは、札幌市白石区東札幌に位置する再開発地区の名称です。

概要

1986年に廃止された旧日本国有鉄道（国鉄）東札幌駅跡地を含む「東さっぽろ地区」の土地区画整理事業として整備されました。この地区は、「公園・緑地ゾーン」、「公共ゾーン」、「商業・業務ゾーン」の3つのゾーンで構成され、産業振興と幅広い交流の拠点としての役割を担っています。地区全体の愛称である「SORA」は、市民の「青空のように澄んだ、ホスピタリティ（おもてなし）の心」を表現しています。

事業内容

土地区画整理事業
事業年度：平成12年度〜平成15年度
施行面積：20.7 ha
各ゾーンの面積
公園・緑地ゾーン: 4.0 ha
公共ゾーン: 5.8 ha
商業・業務ゾーン: 3.2 ha

沿革

旧国鉄東札幌駅跡地は、長らく大規模な遊休地となっていましたが、1997年に国鉄清算事業団から札幌市に譲渡され、1998年から再開発に向けた本格的な動きが始まりました。かつてはドーム球場（仮称：ホワイトドーム）の建設候補地にも挙がりましたが、阿部文男（元北海道開発庁長官）の政治汚職事件や建設資金の問題により計画は立ち消えとなりました（その後、2001年に豊平区羊ケ丘に札幌ドームが完成）。

2001年：「札幌市産業振興センター」が一部オープン。
2002年：「札幌市産業振興センター」、「札幌市市民情報センター」がオープン。
2003年：「札幌コンベンションセンター」がオープン。
2006年：札幌都市開発公社による事業企画コンペティションを経て、大和ハウス工業が「商業・業務ゾーン」の土地を購入。
2008年：商業・業務ゾーンに「イーアス札幌」（現在のラソラ札幌）がオープン。
2011年：市民情報センターが廃止。
2013年：産業振興センター内に「札幌市デジタル創造プラザ」（ICC/インタークロス・クリエイティブ・センター）が移転。

施設

公園・緑地ゾーン
さっぽろ大地公園
公共ゾーン
札幌コンベンションセンター
札幌市産業振興センター
さっぽろ産業振興財団
札幌市デジタル創造プラザ（ICC/インタークロス・クリエイティブ・センター）
札幌フィルムコミッション（SFC）
北海道立職業能力開発支援センター
商業・業務ゾーン
* ラソラ札幌

札幌コミュニケーションパークSORAは、市民の交流を促進し、新たな産業を創出する拠点として、地域社会に貢献しています。

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