札幌市立ノホロの丘小学校

札幌市立ノホロの丘小学校

北海道札幌市厚別区に位置する公立小学校、それが札幌市立ノホロの丘小学校です。この学校は、かつてこの地域にあった札幌市立上野幌東小学校と札幌市立上野幌西小学校が統合されることによって、新たに開校した学び舎です。学校の施設としては、統合されるまで上野幌東小学校として利用されていた校舎が引き続き使用されています。

校名の読み方に関する特記

札幌市立ノホロの丘小学校には、その名称について一つ注目すべき点があります。学校名に含まれる「ノホロ」という部分は、「のほろ」と読みます。しかし、学校が所在する地域の地名である「上野幌」の中の「野幌」という部分は、一般的に「のっぽろ」と読まれています。このように、学校名と所在地の地名で同じ漢字「野幌」が使われているにもかかわらず、読み方が異なるという特徴があります。この点は、特に地域外の人が学校名や所在地を知る際に留意が必要です。

沿革

札幌市立ノホロの丘小学校は、比較的歴史の新しい学校です。その歩みは以下のように記録されています。

2019年（平成31年・令和元年）
3月27日: 学校の新しい歴史の始まりを告げる開校式が執り行われました。
4月8日: 新しい学校生活が本格的にスタートした日です。この日、着任式に続き、令和最初の始業式と、記念すべき第1回入学式が挙行され、多くの新入生が期待を胸に学校生活の第一歩を踏み出しました。
6月1日: 開校後初めての大きな学校行事として、第1回運動会が開催されました。児童たちはグラウンドいっぱいに躍動し、活気あふれる一日となりました。

2020年（令和2年）
3月23日: 創立から一年を経て、学校として初めて卒業生を送り出す第1回卒業式が挙行されました。最初の卒業生は79名を数えます。しかし、この時期は新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた影響を受け、卒業生と教職員のみで式典が実施されるという、記憶に残る卒業式となりました。
3月25日: 年度の締めくくりとして、最初の修了式が行われ、それぞれの学年での課程を修了しました。また、異動する教職員との別れを惜しむ離任式も同日に執り行われました。

これらの出来事は、ノホロの丘小学校が地域に根ざし、新たな伝統を築いていく上での大切な節目となっています。

学区

札幌市立ノホロの丘小学校の通学区域は、以下の地域が指定されています。

上野幌1条1丁目から6丁目まで
上野幌2条1丁目から6丁目まで
上野幌3条1丁目から6丁目まで
厚別町上野幌の全域

これらの区域に居住する児童たちが、この学校で学び、成長の日々を送っています。

周辺環境

学校の周辺には、児童たちの学びや遊びを豊かにする様々な施設や自然環境があります。近隣には広々とした上野幌中央公園があり、その中には野球グラウンドなどの運動施設も整備されています。また、児童たちの主な進学先となる札幌市立上野幌中学校も程近くに位置しており、小中学校間の連携も期待されます。さらに、子どもたちが安全に遊べる上野幌わんぱく公園や、地域を結ぶ北海道道1138号厚別平岡線などが通っており、生活の利便性も兼ね備えた環境にあります。

アクセス

札幌市立ノホロの丘小学校へのアクセスは、公共交通機関を利用するのが便利です。JR北海道バスの路線を利用し、「上野幌ベニータウン」バス停留所で下車するのが最寄りとなります。バス停からは学校までおよそ110メートルほどの距離で、徒歩でおおよそ2分程度で到着することができます。

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関連項目
北海道小学校一覧

外部リンク
* 札幌市立ノホロの丘小学校ホームページ

（記事内容は開校時の情報に基づいています）

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