朱鷺裕基

朱鷺 裕基（とき ゆうき）

朱鷺裕基は、1999年3月12日生まれの日本の男性プロレスラーであり、元大相撲力士です。彼の経歴は、学生時代に野球に取り組むことから始まり、その後立浪部屋に入門して大相撲の世界に身を投じました。彼の四股名である「朱鷺」は、彼自身の個性を象徴する名でもあります。

人物背景

朱鷺は、小学3年生から高校を卒業するまでの約10年間を野球に打ち込んで過ごしました。しかし、その後の人生を大きく変える出来事が起こります。高校卒業後の2017年に立浪部屋に入門し、四股名「朱鷺」を名乗ることになりました。彼の最高位は序二段三十枚目であり、大相撲での成績は48勝、57敗、7休となっています。体型は当初あんこ体型でしたが、廃業後にアニマル浜口ジムでトレーニングを重ね、プロレスラーとして必要な体型に生まれ変わりました。

プロレスキャリアのスタート

2022年4月、朱鷺はプロレスリングZERO1に入団します。そして、2023年1月1日に後楽園ホール大会で星野良選手との試合を通じてプロレスデビューを果たしました。デビュー後、徐々にその名が知られるようになり、新木場1stリング大会でのタッグマッチで初勝利を収めます。立浪部屋時代の仲間たちと今でも交流があり、彼らから番付表を受け取るなどの関係を保っています。

競技活動の紹介

2023年10月27日、新木場大会で初勝利を収めた朱鷺は、直後にGMの工藤めぐみ氏に風林火山タッグトーナメント2023への出場を直訴しました。タッグ相手には、大日本プロレスの浜亮太選手を希望することとなり、双方の関係性から出場枠を獲得しました。これにより、彼のプロレスキャリアは新たなステージへと進展しました。

コスチュームのトラブルと解決

2024年4月中旬に東北・北海道巡業中、朱鷺はデビュー以来愛用していたピンク色のコスチュームを失くしてしまいます。その後、青色のコスチュームで試合に出場しましたが、これも破けてしまう事態に直面しました。最終的に、星野選手の黒いコスチュームを借りて出場し、新たな青色のコスチュームを製作してもらうこととなります。また、大相撲をイメージしたオレンジ色の下がり付きコスチュームの製作依頼も進めており、6月から新たな貌を持った姿を見せる予定です。

得意技と入場曲

朱鷺の得意技にはスピア、スパインバスター、ミサイルキック、相撲タックルなどがあります。また、彼の入場曲は試合の盛り上がりを一層引き立てています。将来的にはさらに多様な技を身に付け、観客を魅了する存在となることが期待されています。

まとめ

朱鷺裕基は、プロレスラーとしての資質を兼ね揃え、今後の活躍が非常に楽しみな選手です。彼の過去の経験や努力、様々な試練を乗り越えて成長し続ける姿は、多くのファンを引きつけています。

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