朴治国

朴治国（パク・チグク）

朴治国は、1998年3月10日生まれの韓国出身のプロ野球選手で、ポジションは投手です。彼は仁川広域市出身で、2017年のプロ入り以来、韓国のプロ野球界において注目を集めてきました。

経歴

朴は2017年に行われた2次ドラフトで斗山ベアーズに指名されて入団を果たしました。彼のプロ初登板は同年4月27日のネクセン・ヒーローズ戦であり、その際には短い登板時間で失点を重ねる苦いスタートを切りましたが、続く試合では素晴らしいパフォーマンスを見せました。特に5月4日の三星ライオンズ戦では、全てのアウトを三振で奪い、大きなインパクトを与えました。

2018年シーズンにおいては、シーズン開始当初は苦しみましたが、6月からは復調し、15試合で1勝3ホールド2失点という成績を残しました。最終的には17ホールドを記録し、オールスターゲームには打者としても出場しました。また、アジア競技大会において韓国代表としての活躍が認められ、優勝によって兵役免除の特典も得ることができました。

2019年には、勝利の方程式の一員に選ばれ、重要な場面での登板が増えましたが、不安定な投球が続き、抑えを担っていた李炯範にポジションを奪われることもありました。2020年7月16日の試合では、先発投手の負傷による出場機会を得ると、4回を1失点に抑えるパフォーマンスでチームに貢献しました。

しかし、2021年は肘の手術を受けることとなり、復帰までの長い時間を要しました。シーズン中の成績は23試合登板で、平均自責点は4点台でしたが、リハビリを乗り越え、翌年のシーズンでの再起を果たしました。2022年6月15日に一軍復帰してからは、すぐにホールドを記録するなど存在感を示しています。

プレースタイル・人物

朴はサイドスローからの投球を行い、最高球速は148キロメートルという速球派です。特に牽制技術が高く、彼の牽制能力はチーム内での評価テストでも高得点を獲得しました。この特技は、試合においてランナーを効果的に抑えるための重要な武器となっています。

また、彼はロングリリーフとしてもプレーする機会が増え、柔軟な起用が期待されています。これまでの成績を通じて、朴治国は試合において重要な役割を果たし、さらなる成長が期待される選手です。

通算記録

彼の背番号は、2017年から2020年までは66、2021年の途中までは6、その後は1に変更されました。今後の活躍に注目が集まります。

もう一度検索