杉並区立高井戸小学校
杉並区立高井戸小学校は、東京都杉並区高井戸西二丁目に所在する公立小学校です。通称「高小（たかしょう）」として地域住民に親しまれています。学校は京王電鉄井の頭線高井戸駅の北側に位置しており、東京都道311号環状八号線（環八通り）に面しています。環八通りを挟んだ向かい側には、高井戸地域区民センターと杉並清掃工場があります。
2024年5月1日現在のデータでは、学級数は25、児童数は803名です。児童数は年々増加傾向にあり、2019年度の706名から5年間で約100名増加、2007年度の393名からは倍増しています。児童数が少なかった時期に策定された改築計画に基づいて現在の校舎が建設されたため、教室数が不足しており、オープンスペースをパーテーションで区切って教室として利用している学年もあります。
正門の横には、ドラえもんの大きなイラストパネルが設置されています。これは、校舎の建て替え当時の校長（2003年から2011年度に在任）が、入学式や運動会などの学校行事の際にドラえもんの着ぐるみを着用して児童や保護者に挨拶し、多くのメディアに取り上げられたことから、「ドラえもん校長」として知られていたことに由来します。
高井戸小学校の歴史は、1875年まで遡ります。1875年10月8日には、上高井戸村の医王寺内に高泉学校、大宮前新田の慈宏寺内に郊西学校が設立されました。1881年には、下高井戸村の覚蔵寺内に高明学校が設立されました。1886年、高泉学校は高明学校を合併しました。1891年6月19日、高泉学校と郊西学校が合併し、東京府東多摩郡高井戸尋常小学校として新たに発足しました。1893年には高等科が設置され、東京府東多摩郡高井戸尋常高等小学校に改称されました。1896年には、豊多摩郡の新設に伴い、東京府豊多摩郡高井戸尋常高等小学校に改称されました。1932年10月1日、東京市への編入により、東京府東京市高井戸尋常高等小学校に改称されました。1941年、国民学校令により、東京府東京市高井戸国民学校に改称されました。1943年7月1日、東京都制の施行により、東京都高井戸国民学校に改称されました。1947年4月1日、学制改革により、東京都杉並区立高井戸小学校に改称されました。1973年には高井戸東小学校が新設され、該当学区の5年生以下の児童が転籍しました。2000年には、地方自治法改正に伴う学校教育法改正により、杉並区立高井戸小学校に改称されました。2008年4月には現校舎が完成し（工事開始は2006年7月）、校庭整備を含む改築工事が2010年9月に全面完了しました。新校舎は、敷地面積10,864㎡、建築面積3,985㎡、延床面積8,875㎡（新設6,006㎡、屋内運動場1,156㎡、改修1,363㎡、付属建物150㎡、駐輪場200㎡）、地上4階、地下1階、最高高さ16.8mです。
高井戸小学校では、「けんこうで明るい子 よく考えやりぬく子 なかよく助け合う子」を教育目標としています。
卒業生には女優の小畠絹子がいます。また、本校の校歌は作曲家の湯山昭によって作曲されました。
2024年5月1日現在のデータでは、学級数は25、児童数は803名です。児童数は年々増加傾向にあり、2019年度の706名から5年間で約100名増加、2007年度の393名からは倍増しています。児童数が少なかった時期に策定された改築計画に基づいて現在の校舎が建設されたため、教室数が不足しており、オープンスペースをパーテーションで区切って教室として利用している学年もあります。
正門の横には、ドラえもんの大きなイラストパネルが設置されています。これは、校舎の建て替え当時の校長（2003年から2011年度に在任）が、入学式や運動会などの学校行事の際にドラえもんの着ぐるみを着用して児童や保護者に挨拶し、多くのメディアに取り上げられたことから、「ドラえもん校長」として知られていたことに由来します。
沿革
高井戸小学校の歴史は、1875年まで遡ります。1875年10月8日には、上高井戸村の医王寺内に高泉学校、大宮前新田の慈宏寺内に郊西学校が設立されました。1881年には、下高井戸村の覚蔵寺内に高明学校が設立されました。1886年、高泉学校は高明学校を合併しました。1891年6月19日、高泉学校と郊西学校が合併し、東京府東多摩郡高井戸尋常小学校として新たに発足しました。1893年には高等科が設置され、東京府東多摩郡高井戸尋常高等小学校に改称されました。1896年には、豊多摩郡の新設に伴い、東京府豊多摩郡高井戸尋常高等小学校に改称されました。1932年10月1日、東京市への編入により、東京府東京市高井戸尋常高等小学校に改称されました。1941年、国民学校令により、東京府東京市高井戸国民学校に改称されました。1943年7月1日、東京都制の施行により、東京都高井戸国民学校に改称されました。1947年4月1日、学制改革により、東京都杉並区立高井戸小学校に改称されました。1973年には高井戸東小学校が新設され、該当学区の5年生以下の児童が転籍しました。2000年には、地方自治法改正に伴う学校教育法改正により、杉並区立高井戸小学校に改称されました。2008年4月には現校舎が完成し（工事開始は2006年7月）、校庭整備を含む改築工事が2010年9月に全面完了しました。新校舎は、敷地面積10,864㎡、建築面積3,985㎡、延床面積8,875㎡（新設6,006㎡、屋内運動場1,156㎡、改修1,363㎡、付属建物150㎡、駐輪場200㎡）、地上4階、地下1階、最高高さ16.8mです。
教育目標
高井戸小学校では、「けんこうで明るい子 よく考えやりぬく子 なかよく助け合う子」を教育目標としています。
関係者
卒業生には女優の小畠絹子がいます。また、本校の校歌は作曲家の湯山昭によって作曲されました。
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