杉久武

杉 久武（すぎ ひさたけ）

杉 久武は1976年1月4日に生まれた日本の政治家で、公認会計士及び税理士としての資格を持つ、幅広い経験を有する公明党所属の参議院議員です。彼は2期に渡って参議院議員を務めており、財務大臣政務官や参議院災害対策特別委員長、法務委員長などの重要な役職を歴任しています。

来歴

杉は、関西創価小学校から関西創価中学校・高等学校を卒業し、1998年3月に創価大学経営学部を卒業しました。彼は同年4月に中央監査法人（現在の名はみすず監査法人）に入社し、東京と大阪の事務所で経験を積みました。その後、プライスウォーターハウスクーパースのオハイオ州コロンバス事務所で勤務し、2007年7月にあらた監査法人に移りました。東京事務所での勤務を経て、2012年10月に退職しました。

2013年の第23回参議院議員通常選挙では、大阪府選挙区から立候補し、3位で初当選を果たしました。翌年、安倍内閣の改造に伴い財務大臣政務官に就任しました。公明党内では、大阪未来プロジェクト事務局長、青年委員会副委員長、関西青年会議副議長を兼任し、党内での重要な役割を果たしています。さらに、2019年の第25回参議院議員通常選挙で再選され、同年10月には参議院の災害対策特別委員会の委員長に選ばれました。

政策

杉は、2013年と2019年の参院選に際して行われたメディアによる候補者アンケートにおいて、いくつかの政策について意見を表明しています。彼は選択的夫婦別姓の導入には賛成の意向を示しており、憲法改正については支持していますが、特に9条の改正には反対しています。加えて、集団的自衛権の行使には反対の立場を取っています。

原発に関しては、短期的には必要と認識しつつも、長期的には廃止する方針を支持し、海外への原発の輸出には反対の意見を持っています。また、日本の核武装については、将来的に見直すべきではないとしています。さらに、村山談話および河野談話の見直しについても反対を表明しています。

資格

杉は1997年に公認会計士試験に合格し、2002年4月にその登録をしました。さらに、2009年には米国公認会計士試験にも合格し、2010年から2019年までデラウェア州にて登録されていました。2013年2月には税理士資格も取得しています。

現在の役職

現在、杉は参議院において、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会委員、国民生活・経済及び地方に関する調査会委員を務めています。また、公明党内では青年委員会副委員長、税制調査会事務局次長、国際局次長を務めています。

参考リンク

• - 杉久武 - 参議院議員
• - 杉久武のFacebook
• - 杉久武のTwitter

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