杉原若葉

杉原若葉: 日本の女子バレーボールの未来を担った選手

杉原 若葉（すぎはら わかば）は、1995年6月10日に島根県松江市で生まれた元女子バレーボール選手です。彼女は母親の影響を受けて小学4年生の頃からバレーボールを始め、そこから彼女のキャリアがスタートしました。初めは母がママさんバレーをしていたことがきっかけですが、別の情報ではテレビの影響を受けたとも記されています。

学生時代の成長

彼女は開星中学校に在籍し、島根県選抜代表としてJOCジュニアオリンピックカップにも出場。この大会で彼女は選手としての実力を示し、優秀選手に選ばれるという快挙を達成しました。その後、島根県立安来高校に進学し、春高バレーなどの大会で活躍を続けました。

プロキャリアの始まり

2013年12月、杉原はVプレミアリーグのチームである東レアローズに内定し、2014年3月15日にトヨタ車体クインシーズとの試合でプレミアリーグデビューを果たしました。途中出場ながらも得点をあげ、印象深いスタートを切りました。翌年の2015年7月には、V・サマーリーグ女子西部大会でチームの優勝に貢献し、自らフレッシュスター賞を獲得するなど、彼女の存在感が増していきました。

移籍とポジション変更

その後、杉原は2019年5月の第68回黒鷲旗全日本バレーボール大会で東レアローズでの活動を終え、移籍を希望して退部。同年にKUROBEアクアフェアリーズに加入しました。2020/21シーズンからはミドルブロッカーとしてプレーすることとなり、役割は変わりましたが、その才能は引き続き輝きを放っていました。しかし、現役引退の宣言も行い、その後再びトヨタ車体クインシーズに入団しました。

学びの旅

2023年にはトヨタ車体クインシーズを退団し、その後は自身のSNSで日本体育大学への入学を発表しました。この新しい道は、彼女に新たな学びの機会を提供し、選手時代に培った経験を生かしながらさらなる成長を目指すものと期待されています。

所属チーム

杉原は、キャリアの中で以下のチームに所属してきました。

• - 松江市立津田小学校（津田キャリッド）
• - 開星中学校
• - 島根県立安来高等学校（2011-2014年）
• - 東レアローズ #11（2014-2019年）
• - KUROBEアクアフェアリーズ #11（2019-2021年）
• - トヨタ車体クインシーズ #19（2021-2023年）

また、2015年にはV・サマーリーグ西部大会においてフレッシュスター賞を受賞するという成果も残しました。

メディア出演

杉原はYouTubeやラジオ番組での出演も経験しています。V.LEAGUEの公式チャンネルでは彼女のプレーや自己紹介に関する動画が配信され、ファンとの距離を感じさせない存在となっています。

関連人物

彼女の高校時代のチームメイトには津賀菜緒という選手もおり、彼女と共にバレーボールの道を歩んできました。杉原の道のりは決して平坦ではありませんでしたが、情熱と努力に満ちた彼女の姿勢は、多くの人々にインスピレーションを与えています。

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