杉山大

杉山 大 (すぎやま おおき)

杉山大は、1977年8月5日生まれ、東京都出身の日本の俳優および声優です。彼は現在、アクセントに所属し、多岐にわたる活躍を見せています。無目的な日々を送っていた若い頃、劇団若草と出会うことによって演技の世界に足を踏み入れました。初めは劇団に通うこともままならず、周囲の仲間のサポートを受けながら、演技の道を切り開いていったと言います。劇団活動の傍ら、裏方としても経験を積み、徐々に役を与えられるようになりました。

デビューと経歴

杉山は、最初に舞台を中心に活動したあと、声優としてのキャリアも積みました。彼の吹き替えデビュー作は、1997年に放送されたNHK教育の海外ドラマ『スペースキッズ 翔べイカルス号』で、オーディションを通じて掴んだ機会でした。その際、彼は「最も下手だったが面白い」と評され、合格したとのことです。

再び舞台に顔を出す傍らで、より多くのメディアでの活動を展開し、2006年にはぷろだくしょん★A組に所属。その後、さまざまな制作へ参加し、明確な存在感を放つようになりました。彼の名前を広めたデビュー作は、山田洋次監督の映画『学校II』でした。この作品は、彼にとっての重要な転機となり、多くの人々に彼を知ってもらうきっかけとなりました。

趣味・特技

杉山の趣味は主に山歩きと収集です。また、特技として弾き語りを挙げており、これらの活動は彼のパーソナリティを深める要素の一つとなっています。

主な出演作品

杉山は、声優として数多くのアニメ作品に登場しています。2002年には『あたしンち』、2004年には『攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG|攻殻機動隊_S.A.C._2nd_GIG』、続いて2007年から2023年にかけて『クレヨンしんちゃん』のキャラクターを演じ切りました。また、NHKの大人気ミステリーアニメ『名探偵コナン』にも頻繁に顔を出し、彼の声は視聴者に広く親しまれています。また、2014年からは『東京喰種トーキョーグール』や、2020年には『GO!GO!アトム』などでも存在感を示しています。

映画・吹き替え活動

杉山はテレビアニメだけでなく、多くの映画でも吹き替えを担当しています。特に注目すべきは、ハリウッド映画の吹き替えにおいても多くの作品に参加している点です。彼の声を必要とする作品は多く、観客に心に残る印象を与え続けています。代表作には『ターミネーター3』や『アメリカン・パイシリーズ』があり、これらはいずれも人気のある映画シリーズです。

結論

杉山大は、その確かな演技力と声の表現力を武器に、さまざまなメディアで活動している実力派の俳優・声優です。彼のキャリアは、周囲の協力によって築かれたものであり、これからのさらなる活躍が期待される人物です。今後も多様な役柄に挑戦していく彼の姿に注目が集まります。

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