杉岡大暉

杉岡大暉（すぎおか だいき）

基本情報

杉岡大暉は、1998年9月8日に東京都足立区で生まれたプロサッカー選手で、現在JリーグのFC町田ゼルビアに所属しています。ポジションは主にディフェンダーで、特に左サイドバックやセンターバックを務めることが多いです。彼は日本のサッカー界において、特に注目される選手の一人です。

サッカーキャリアの始まり

杉岡は2011年、レジスタFCからFC東京U-15深川に入団し、サッカーキャリアをスタートさせました。その際、彼は対人守備に優れたミッドフィールダーとして活動していましたが、同じような特徴を持つ鈴木喜丈が同学年にいたことから、U-18への昇格が叶いませんでした。

2014年からは船橋市立船橋高等学校に進学し、ディフェンダーに転向しました。彼のプレーは特に安定感があり、1年生から3バックの左のポジションを任されました。2年生の時には守備の中核として活躍し、戦術理解力の高さからユーティリティープレイヤーとしてもチームに貢献しました。最後の年には主将を務め、高校総体で全国優勝を成し遂げるなど、その実力を証明しました。

湘南ベルマーレでの活躍

2017年、プロ入りしてからの杉岡は複数のクラブから誘いを受けましたが、湘南ベルマーレを選択しました。これは、湘南のスタイルが市立船橋高校のサッカーに似ており、自身に合ったプレースタイルであったためです。彼はデビュー戦から先発出場し、プロ初得点も挙げました。

杉岡はその後も湘南ベルマーレのレギュラーとして活躍し、2018年にはJリーグカップでの決勝戦で決勝点を決めるなどクラブへの貢献が際立ちました。この年のMVPにも輝くなど、彼の実力は周囲からも高く評価されました。

鹿島アントラーズ移籍とその後

2020年には鹿島アントラーズへ完全移籍しますが、出場機会が限られ、ポジション争いに苦しむこととなります。2021年には湘南ベルマーレに期限付き移籍し、再び出場機会を得ることができました。そして2022年に完全移籍が決まり、再び湘南でのキャリアを続けます。

FC町田ゼルビアへの移籍

2024年7月には、FC町田ゼルビアに期限付き移籍することが発表され、今後の活躍が期待されます。

日本代表としての成績

杉岡はU-20日本代表として、2017年のFIFA U-20ワールドカップに出場しました。2018年のアジア競技大会でも準優勝に貢献し、2019年にはコパ・アメリカに初選出されました。2022年にはEAFF E-1サッカー選手権に出場し、3年ぶりに日本代表に復帰しました。

最後に

杉岡大暉は、その多才なプレースタイルとディフェンダーとしての高い技術で日本サッカー界において確かな地位を築いています。今後の活躍が楽しみです。

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