杉本早裕吏

杉本早裕吏の歩み

杉本早裕吏（すぎもと さゆり）は、1996年1月25日に愛知県で生まれた新体操選手であり、2016年のリオデジャネイロオリンピックにおいて日本代表の団体主将を務めたことで知られています。彼女は新体操の追求を6歳から始め、その熱意と努力は多くの素晴らしい成果をもたらしました。

経歴

杉本は名古屋経済大学市邨高等学校に在学中の2013年に第9期フェアリージャパンオーディションに合格し、日本ナショナル選抜団体チームに参加することが決定しました。この時期から、彼女の新体操選手としてのキャリアが本格的にスタートしました。

2014年、杉本は畠山愛理の後任としてフェアリージャパンの主将に就任し、チームを牽引する存在となります。彼女のリーダーシップの下、2015年の世界新体操選手権では、日本代表団体として40年ぶりの銅メダルを獲得する快挙を達成しました。この功績は、杉本にとって大きな自信となり、新体操界における彼女の地位をさらに確固たるものにしました。

リオデジャネイロオリンピックに出場した際には、団体チームは見事なパフォーマンスを披露し、8位入賞という結果を残しました。彼女の努力とチームワークが評価された瞬間でした。オリンピックに向けた厳しいトレーニングや試合での経験は、杉本にとってかけがえのないものとなりました。

2017年には、日本学生支援機構が毎年行っている優秀学生顕彰でスポーツ部門の大賞を受賞し、その実績をさらに広めていきました。2年後の2018年に日本体育大学を卒業し、トヨタ自動車に入社しました。

そして、2021年11月に現役選手としてのキャリアを終え、主将を引退しましたが、彼女の影響は未だに新体操界に息づいています。

主な試合結果

• - 2015年 世界新体操選手権: 5リボン 銅メダル
• - 2016年 リオデジャネイロオリンピック: 決勝34.200点 8位

メディア出演

杉本は新体操の普及活動にも力を入れており、数多くのメディアに出演しています。例えば、フジテレビの「村上信五とスポーツの神様たち」に何度も登場し、地元のアスリートを応援する番組にも出演してきました。また、彼女は「スポーツLIFE HERO'S」や「みんなのニュース One」など多くのスポーツ関連番組でも活躍しています。これらのメディア出演を通じて、彼女の魅力だけでなく、新体操の素晴らしさを広めました。

まとめ

杉本早裕吏は、新体操選手として数々の栄光を手にし、若い世代への大きな刺激となっている存在です。彼女のキャリアは多くの人々に感動を与え、今後も新体操界での活動に期待が寄せられます。彼女の功績は、アスリートとしての努力と情熱の象徴であり、これからも多くのファンに愛され続けることでしょう。

もう一度検索