杉本晃一

杉本晃一：情熱を注ぐラグビー指導者

杉本晃一氏は、1986年5月31日生まれの日本のラグビー指導者です。現在は、母校でもある明治大学ラグビー部でアシスタントコーチとして、後進の育成に尽力しています。選手時代は、その多才さでチームに貢献しました。

ラグビーとの出会いと成長

大阪府出身の杉本氏は、小学4年生でラグビーを始めました。ポジションはロック（LO）、フランカー（FL）、ナンバーエイト（No8）と、フォワードの要となるポジションを複数こなせる選手でした。恵まれた体格（身長188cm、体重105kg）と運動能力を生かし、U19日本代表、U21日本代表、U23日本代表と、各年代で日本代表に選出されるなど、その才能は早くから注目されていました。

兄弟もラグビー選手

杉本氏は、兄弟もラグビー選手という、まさにラグビー一家で育ちました。兄の剛章氏は元三菱重工相模原、弟の博昭氏はクボタでそれぞれ活躍しました。兄弟揃ってラグビーという環境が、杉本氏のラグビーへの情熱をより一層強くしたことは想像に難くありません。

学生時代の活躍

大阪市立東生野中学校（通称：トンナマ）を経て、大工大高校に進学した杉本氏。高校時代には高校日本代表に選出され、第28回全国高校東西対抗試合にも出場するなど、その実力は群を抜いていました。2005年には明治大学に入学し、ラグビー部に入部。2008年には主将に就任し、チームを牽引しました。明治大学での活躍は、その後のキャリアの礎となりました。

社会人ラグビーでの挑戦

2009年、明治大学卒業後、トヨタ自動車ヴェルブリッツ（現トヨタヴェルブリッツ）に加入。同年10月11日には、ジャパンラグビートップリーグ第5節の福岡サニックスブルース戦で公式戦初出場を果たしました。その後もチームの中心選手として活躍を続けましたが、2018年にチームを退団しました。

指導者としての新たな道

2021年、杉本氏は中部電力ラグビー部のヘッドコーチに就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせました。1年間という短い期間でしたが、チームの強化に尽力しました。そして、2023年には、母校である明治大学ラグビー部のアシスタントコーチに就任。選手としての経験と指導者としての知識を生かし、次世代の育成に情熱を注いでいます。

関連人物

杉本氏の大学時代の同級生には、奥田浩也氏、田原圭祐氏、塚本篤志氏、土井貴弘氏、山本紘史氏、そしてプロサッカー選手の長友佑都氏など、各界で活躍する多くの人材がいます。これらの人物との交流もまた、杉本氏の成長を支える要素となっているでしょう。

杉本晃一のこれから

選手として、そして指導者として、ラグビーへの情熱を燃やし続ける杉本晃一氏。その経験と知識は、多くの選手たちに受け継がれ、これからのラグビー界を支えていくことでしょう。今後の活躍から目が離せません。

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