杉江和男

杉江 和男のプロフィール

基本情報

杉江 和男（すぎえ かずお）は、1945年10月5日に北海道で生まれた日本の実業家である。彼はDIC株式会社の代表取締役社長を務め、また同社の取締役会長としても活躍している。さらに、日本化学工業協会や合成樹脂工業協会、化成品工業協会の重要な役職を歴任し、サッポロホールディングスの取締役も務めている。

教育背景

杉江は1970年に北海道大学大学院工学研究科を修士課程で卒業し、そこで得た専門知識をもとにキャリアをスタートさせた。大学院での学びは、彼にとってその後のビジネスキャリアにおける基盤となった。

キャリアの歩み

杉江の職歴は、大日本インキ化学工業に入社したことから始まる。1990年代から2000年代にかけて、彼は同社での昇進を遂げ、2001年にはDIC社の取締役としての地位を得た。2002年には常務取締役、2004年には専務取締役という役職を歴任し、2006年からは副社長に就任した。その後、2009年には遂にDICの代表取締役社長に就任し、同社の経営業績を飛躍的に向上させるなど、強いリーダーシップを発揮した。

さらなる活動

杉江は経営者としての役割に加え、公益活動にも力を入れている。2010年には経済同友会の「学校と経営者の交流活動推進委員会」の委員長を務め、教育とビジネスの架け橋となるべく努力している。また、日本化学工業協会の副会長としても活動し、業界の発展に寄与してきた。

2012年にはDICの取締役会長に就任し、その後もサッポロホールディングスの監査役など、様々な役職で業界の発展に貢献している。2015年からはDICの相談役として、同社の信頼できる顧問の役割を果たしている。

その他の役職

杉江は、合成樹脂工業協会会長や北海道大学校友会エルム会長など、多岐にわたる役職を担っている。特に、北海道大学の同窓会関連の活動には情熱を注いでおり、同校の運営にも深く関与している。さらに、化成品工業協会の会長や経済産業省の化学物質審議会委員としても貢献している。

結論

杉江和男は、実業家としてだけでなく、教育や地域社会の発展に寄与する重要な役割を果たしてきた人物である。彼の生涯にわたる業績と情熱は、多くの人々に影響を与え続けている。

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