李忠煕

李忠煕（イ・チュンヒ）

李忠煕（イ・チュンヒ、Lee Chung-Hee、1959年11月7日 - ）は、韓国・江原道出身の元バスケットボール選手、指導者、解説者、大学教授。ポジションはシューティングガード。身長182cm。

選手としてのキャリア

李忠煕は、その卓越したシュート力でアジアを代表するシューターとして名を馳せました。高麗大学校を卒業後、現代電子に入社し、実業団選手として活躍。韓国代表としても中心選手として活躍し、数々の国際大会で実績を残しました。

主な実績として、アジア大会での金メダル獲得や、アジア選手権でのMVP受賞が挙げられます。また、1988年のソウルオリンピックにも出場し、世界の舞台でその実力を発揮しました。

指導者としてのキャリア

1992年、李忠煕は台湾に渡り、宏国象（ホンクオ・エレファンツ）のプレイングコーチ兼監督に就任。5年間に渡りチームを率い、台湾バスケットボール界の発展に貢献しました。

1997年に帰国し、同年発足した韓国プロバスケットボールリーグ（KBL）のLGセイカーズの初代監督に就任。2000年までチームを指揮しました。

2003年には、母校である高麗大学校のバスケットボール部監督に就任。恩師であるチョン・クァンソクの後を引き継ぎ、後進の育成に尽力しました。

引退後

LGセイカーズの監督を退任後は、バスケットボール解説者・評論家として活動。KBLの試合を中心に、鋭い視点と分かりやすい解説で人気を集めています。また、トンウォン大学の教授として教鞭を執り、次世代の育成にも力を注いでいます。

人物

李忠煕は、韓国バスケットボール界において、選手、指導者、解説者として多岐にわたる分野で貢献してきた人物です。その功績は高く評価されており、韓国バスケットボール殿堂入りも果たしています。

妻は女優のチェ・ラン。

関連項目

バスケットボール
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