李昇眞

李昇眞：プロ野球選手としての軌跡

概要

李昇眞は1995年1月7日に韓国の京畿道水原市で生まれたプロ野球選手です。ポジションは投手であり、選手としてのキャリアは高校時代から始まりました。彼は多くの試合に出場し、成長していく姿が期待されていました。

アマチュア時代

李は高校2年生から本格的に試合に参加し、先発投手としての役割を果たしました。しかし、3年生の時に肘の怪我に悩まされ、期待されたほどのイニングを投げられませんでした。それでも2013年のドラフトでSKワイバーンズから2次7ラウンドで指名され、プロとしての道を歩むこととなります。

SK時代

2014年、李昇眞はSKワイバーンズと契約を結びましたが、最初の2年間は怪我の影響で一軍出場が果たせませんでした。彼のキャリアに転機を迎えたのは2016年でした。兵役に就くため、尚武と契約し、2017年に除隊後、彼はプロデビューの機会を得ることになります。

2018年5月1日、三星ライオンズとの試合で一軍初出場を果たし、無失点で1奪三振の投球を見せました。その後、6月23日にはKTウィズ戦で初先発し、好投を見せましたが、チームが勝てなかったため初勝利には繋がりませんでした。2019年には17試合の登板に留まり、成績は伸び悩みました。

斗山時代

2020年5月29日、李はSKから斗山ベアーズへトレードされることになりました。移籍後は新たな背番号55を付け、一軍で活躍するチャンスを得ました。初出場は6月3日のKTウィズ戦で、無失点でのピッチングを披露しました。

同年9月24日、三星ライオンズ戦では2イニング無失点で初勝利を挙げ、同時にリリーフした先輩選手も初セーブを達成しました。2021年6月には満塁の場面で登板し、自身初のセーブを記録することに成功しました。

プレースタイルと人柄

李昇眞の最大の武器は、特徴的なカーブです。彼はストレート、スライダー、チェンジアップも投げ、バリエーション豊かなピッチングスタイルが魅力です。チームメイトからは「頑張り屋」と評されることが多く、練習に対する熱心さは群を抜いているとされています。休憩時間にはホテルの廊下でシャドーピッチングを行う姿も目撃されています。

李はまた、同じ高校の先輩である呉在一とトレード相手の李興練と共通の背景を持っています。これらの人物たちとの絆が、彼の野球人生において大きな影響を与えていることは間違いありません。

年度別成績

李昇眞の背番号は変遷しています。2014年には105、2015年には58、そして2018年から斗山で活躍する際には55を背負っています。彼の今後の成績も注目されるところです。

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