李珉娥

李 珉娥（イ・ミナ）

李 珉娥（イ・ミナ、ハングル: 이민아）は、1991年11月8日生まれの大韓民国大邱広域市出身の女子サッカー選手で、ミッドフィールダーとしての役割を果たしています。彼女は韓国女子代表としても活動しており、サッカー界で非常に注目されている選手の一人です。

来歴

イ・ミナは、大邱上仁初等学校、上元中学校を経て、浦項女子電子高等学校に進学しました。その後、永進専門大学（現在の永進専門大学校）で学びながらサッカーの技術を磨きました。2011年にはWKリーグの仁川現代製鉄レッドエンジェルズに入団し、プロ選手としてのキャリアを開始します。同年、彼女は中国・深圳市で開催された2011年夏季ユニバーシアードに大韓民国大学女子代表選手として出場しました。

2017年には、大韓サッカー協会が主催する女子MVPに選出され、その年の優秀選手として表彰されました。翌2018年には日本のなでしこリーグに移籍し、INAC神戸レオネッサでプレーを始めました。移籍初年度の9月24日には、なでしこリーグのマイナビベガルタ仙台レディース戦で2得点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献しました。2019年の11月30日、長い活躍を経てINAC神戸レオネッサを退団しました。

代表キャリア

イ・ミナの国際舞台でのキャリアも非常に輝かしいものです。彼女は2008年にニュージーランドで開催された第1回U-17女子ワールドカップに出場し、初めての国際大会経験を果たしました。この大会では、ナイジェリア戦に先発出場し、その実力を示しました。2010年にはドイツで開催されたU-20女子ワールドカップにも参加し、主力選手として全5試合に出場。他国の強豪を相手に戦った結果、3位に輝くという成績を収めました。

2012年にはサッカー大韓民国女子代表に選ばれ、国際大会での経験を積んでいきました。2016年には中国で行われた4カ国親善大会でベトナム戦での初ゴールを決め、勝利に貢献しました。2017年12月に日本で開催されたEAFF E-1サッカー選手権では、背番号10を背負い全試合に出場しましたが、チームは3連敗に終わりました。

2018年のアジア競技大会では、準決勝の日本戦で一時同点ゴールを決めるも、試合は1-2で敗退しました。2019年のFIFA女子ワールドカップに出場した際は、背番号7を着用しましたが、グループAでの成績は得点なしの3連敗という結果でした。

脚注と外部リンク

彼女の実績や最新情報は、INAC神戸レオネッサの公式サイトや彼女のInstagramアカウントなどで確認できます。彼女のキャリアは、サッカーを愛する多くの若者の励みとなっており、今後のさらなる活躍が期待されています。

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