李龍大

李龍大（イ・ヨンデ）

李龍大（イ・ヨンデ、Lee Yong Dae、1988年9月11日 - ）は、大韓民国のバドミントン選手です。身長176cm、体重76kg。右利き。

概要

小学2年生の1996年に担任教師の勧めでバドミントンを始め、小学5年生の時に全国大会で5冠を達成しました。中学3年生の時点で早くも国家代表チームに選出され、その才能を開花させます。高校3年生時には世界ジュニア選手権で男子ダブルス・混合ダブルス・団体戦の3冠を達成し、世界的に注目を浴びました。

その後、ドイツオープンで優勝し、バルセロナ五輪金メダリストで韓国では“ダブルスの神様”と呼ばれる朴柱奉以来となる韓国史上2人目の高校生チャンピオンとなりました。ドーハアジア大会3位、全英オープン優勝、スイスオープン優勝、世界選手権準優勝など、数々の国際大会で好成績を収め、その実力を示しました。

北京五輪では、男子ダブルスに優勝候補の一角として第3シードとして出場しましたが、デンマークペアにストレート負けし、まさかの初戦敗退となりました。しかし、混合ダブルスでは、ノーシードながら順調に勝ち進み、見事金メダルを獲得しました。

2014年1月には、代表チーム同僚の金基正と共にドーピングテストの規定違反により1年間の出場停止処分を受けました。これは、禁止薬物が検出された違反ではなく、規定により伝えておくべき所在位置を伝えず、3度続けてテストを受けなかったことが理由でした。本来なら2年間の出場停止処分となるはずでしたが、韓国バドミントン協会にも非があるとして1年間に短縮されました。スポーツ仲裁裁判所に不服申し立てをする権利があり、処分が軽減される可能性も残されていましたが、同年4月に両選手に非はないとする証拠が提示されたとして処分は解除されました。

主な成績

オリンピック
北京オリンピック 混合ダブルス 金メダル
アジア選手権
5回優勝

李龍大は、男子ダブルスと混合ダブルスを含め、4人とのペアで世界ランク1位にランクインしています。その実績と実力で、韓国バドミントン界を代表する選手として広く知られています。

関連項目

鄭在成

外部リンク

李龍大 - Olympedia（英語）
* 李龍大 - 世界バドミントン連盟のプロフィール （英語）

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