村上和之

村上和之（むらかみ かずゆき、1976年7月10日 - ）は、大阪府出身の元プロバスケットボール選手であり、現在は京都産業大学バスケットボール部でコーチとして指導にあたっています。ポジションは主にガードを務め、身長178cm、体重75kgと、プロ選手としては比較的小柄ながら、持ち前の運動能力とバスケットボールセンスで活躍しました。現役時代の背番号は0番または9番でした。

生い立ちとキャリア

村上選手は、大阪市立天王寺小学校でバスケットボールを始めました。大阪市立天王寺中学校、東住吉工業高校を経て、京都産業大学に進学し、大学でもバスケットボール部で中心選手として活躍しました。

1999年、大学卒業後に日立大阪に入社し、実業団選手としてのキャリアをスタートさせました。しかし、所属チームが合併により解散したため、地元のクラブチームである「Teksa・B」に移籍し、プレーを続けました。2004年には、国体（国民体育大会）に大阪府代表として出場を果たしています。

bjリーグでの活躍

2005年、村上選手はbjリーグに参入したばかりの仙台89ERSに、ドラフト外で入団しました。仙台では、その高いスキルと献身的なプレーでチームに貢献し、プレイオフ出場にも貢献しました。

2006年には、埼玉ブロンコスに移籍し、引き続きbjリーグでプレーしました。埼玉ブロンコスでも、持ち前の得点能力とゲームメイクでチームを牽引しました。

2008年に現役を引退。

引退後

引退後は、母校である京都産業大学に戻り、バスケットボール部のコーチに就任しました。コーチとして、自身の経験と知識を活かし、後進の育成に尽力しています。

プレースタイル

村上選手は、スピードと正確なシュートを兼ね備えたガードでした。特に、ドリブルからのプルアップジャンパーを得意としていました。また、視野が広く、アシスト能力にも優れており、チームオフェンスを円滑に機能させる役割も担っていました。ディフェンスにおいても、粘り強い守備で相手エースを苦しめるなど、攻守にわたってチームに貢献できる選手でした。

経歴

東住吉工高
京都産業大
日立大阪（1999年〜2000年）
Teksa・B（2000年〜2005年）
仙台89ERS（2005年〜2006年）
埼玉ブロンコス（2006年〜2008年）
THREE HORSES(2008年～)

関連項目

日本のバスケットボール選手一覧

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