村上和弘

村上 和弘

村上和弘（むらかみ かずひろ、1981年1月20日生まれ）は、三重県四日市市に生まれ、サッカーの世界でプロ選手としてのキャリアを持つサッカー指導者です。彼の現役時代は主にディフェンダーやミッドフィールダーとしてプレイし、現在はラインメール青森FCでヘッドコーチに就任しています。

来歴

村上は三重県立四日市四郷高等学校を卒業後、1999年に横浜F・マリノスに入団しましたが、当初は出場機会が限られていました。その後、2001年にベガルタ仙台に移籍し、2004年からはレギュラーとしての地位を確立します。2006年にはキャプテンも務めましたが、契約満了を迎え、そのシーズン終了と共に退団しました。

その後、合同トライアウトを経て、2007年に川崎フロンターレに加入。負傷した選手の代わりにレギュラーポジションを獲得し、開幕戦から得点に絡む活躍を続けました。2008年は新加入選手とのポジション争いで控えに甘んじる時間もありましたが、2009年には再びレギュラーに復帰。過密日程の中でも安定したパフォーマンスを発揮しました。

2010年には大宮アルディージャに完全移籍し、2014年には副キャプテンに就任。しかし、リーグ戦での出場機会は限られ、同年の7月にはベガルタ仙台に期限付き移籍し、約8年ぶりに復帰しました。2015年には完全移籍を果たしますが、同年11月には契約満了を迎え、12月には現役引退を決断。その後は仙台のアカデミースタッフとしての道を歩むことになります。

指導者としてのキャリア

村上は2016年からベガルタ仙台のアカデミーでコーチングを始め、2017年にはマイナビベガルタ仙台レディースのヘッドコーチとして指導に携わりました。その翌年にはトップチームのコーチとしても活動し、2019年から2023年まで再びベガルタ仙台でコーチを務めました。

2024年からはラインメール青森FCのヘッドコーチに就任し、新たな挑戦を始めています。村上は選手としての経験を活かし、若手選手の育成やチームの戦略を深く理解する指導者としての役割を果たしていくでしょう。

所属クラブ

• - 四日市市立桜小学校
• - 四日市市立三滝中学校
• - 三重県立四日市四郷高等学校
• - 1999年 - 2000年: 横浜F・マリノス
• - 2001年 - 2006年: ベガルタ仙台
• - 2007年 - 2009年: 川崎フロンターレ
• - 2010年 - 2014年: 大宮アルディージャ
• - 2014年7月 - 12月: ベガルタ仙台（期限付き移籍）
• - 2015年: ベガルタ仙台

個人成績

• - Jリーグ初出場: 2001年7月25日 J2第22節 京都パープルサンガ戦
• - Jリーグ初得点: 2004年5月9日 J2第11節 水戸ホーリーホック戦
• - J1初得点: 2007年3月11日 J1第2節 ヴィッセル神戸戦

村上和弘は、選手としての豊富な経験や、異なるチームでの役割を担った経歴を持つ指導者です。彼の指導スタイルや育成理念は、今後のサッカー界において注目されることでしょう。

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