村上総合
病院は、
新潟県村上市にある
医療機関で、
新潟県厚生農業協同組合連合会(JA新潟厚生連)によって運営されています。下越医療圏(二次医療圏)において、
新潟県立新発田
病院に次いで2番目の病床数を有し、地域医療の中核を担っています。
沿革
駅西への移転
以前は村上市田端町の村上駅前に位置していましたが、施設の老朽化、狭隘化、耐震性の問題から、2008年頃より移転新築の検討が開始されました。移転候補地としては、道路を挟んだ向かい側の第2駐車場(ジャスコ村上店跡地)、山居山、山辺里、駅西の4箇所が挙げられ、最終的に駅西への移転が決定しました。
新
病院の開院は当初の予定より遅れましたが、2020年12月1日に現在の場所に移転しました。
旧
病院の立地場所は、公共施設や商店街が集まる市街地に位置し、村上駅や路線バスの拠点である
新潟交通観光バス村上営業所にも近く、公共交通の便が良い場所でした。しかし、移転先の駅西地区は、2007年度から2009年度にかけて
土地区画整理事業が行われ、原信を核とする「村上駅西ショッピングセンター」が開設されるなど一部開発は進んだものの、市街地や公共交通網からは隔絶された地域となっています。村上駅の構内や周辺を横断する手段がないため、アクセスには迂回が必要な状況です。
このような状況を踏まえ、移転に際して、
病院跡地の利用や駅の東西間の移動手段の整備を含む駅周辺のまちづくりを計画する「村上駅周辺まちづくりプラン」が策定されました。
田端町にあった旧村上総合
病院の解体工事は、2022年秋に始まり、2024年度上半期に完了する予定です。約1万3千平方メートルの敷地は村上市が取得します。
交通アクセス
路線バス
村上総合病院前 停留所 - 病院正面玄関前
新潟交通観光バス 村上営業所:
塩野町車庫前線
道の駅関川線(下関線)
岩船駅前線
寒川線
高根線
松喜和線
小岩内線
大須戸線
(新町経由)縄文の里朝日線
北中線
村上駅前 停留所より徒歩約6分
各路線とも、村上総合
病院前停留所を経由しない便もあります。
まちなか循環バス「あべっ車」 大回り
村上駅前 →
病院前:約26分
病院前 → 村上駅前:約5分
せなみ巡回バス
村上駅前 → 病院前:約25分
病院前 → 村上駅前:約8分
乗合タクシー
村上市のりあいタクシーが各地区と村上総合
病院間で運行されています。
神林地区通院対応のりあいタクシー
朝日地区通院対応のりあいタクシー
山辺里・瀬波地区通院対応のりあいタクシー
タクシー等
村上駅より約5分
村上瀬波温泉ICより約6分
脚注
村上総合病院
関連項目
新潟県災害拠点
病院
外部リンク
*
村上総合病院