村上舜 (野球)

村上 舜 (むらかみ しゅん)

村上舜は、2001年11月1日に山形県米沢市で生まれたプロ野球選手であり、福岡ソフトバンクホークスの育成選手として活躍しています。彼は左投左打で、見事な技巧を持つピッチャーです。

経歴

プロ入り前

村上は小学校の頃から「米沢東部スポーツ少年団」において野球を始め、米沢市立第五中学校多野球部でキャリアを積みました。その後、山形県立山形中央高等学校に進学し、1年生の夏から先発投手として起用されました。彼は甲子園には出場できなかったものの、県大会では1年生と3年生の時に決勝まで進出し、その才能を示しました。

3年生の夏の第101回全国高校野球選手権山形大会決勝では、鶴岡東高校と対戦し、5回途中からリリーフとして登板しましたが、最終的には敗れてしまいました。

プロ入りは2019年、福岡ソフトバンクホークスの育成ドラフト7巡目で指名されました。入団交渉は11月に行われ、支度金300万円、推定年俸360万円で契約を結び、背番号143を背負ってのプロ生活がスタートしました。

プロ入り後

プロ入り初年度の2020年シーズンは、二軍公式戦には登板しなかったものの、三軍で14試合に出場し、19回2/3を投げて2勝0敗1セーブ、防御率0.46という素晴らしい成績を収めました。

2021年は三軍で31試合に登板し、約46イニングを投げて1勝4敗1セーブ、防御率5.67と成績を残しました。続く2022年には、二軍公式戦に1試合登板し、無失点の2イニングを記録しました。また、三軍で25試合に出場し、89.2イニングを投げて6勝6敗2セーブ、防御率3.11を達成しました。

2023年にはストレートの球速が最速149km/hに達し、成長を見せました。二軍での登板は2試合、その後三軍と四軍を含めた49試合で68回1/3を投げ、3勝1敗2セーブ、防御率2.56の好成績を収めています。

選手としての特徴・人物

彼は、キレのあるストレートと鋭い変化球を持つ技巧派の左腕です。2023年のファーム非公式戦では最速149km/hを計測し、その注目度を高めています。さらに、遠投では110m、50m走では6秒10を記録するなど、運動能力も高い選手です。

村上が目標とするプロ野球選手は松井裕樹で、彼の成長への努力は続いています。彼のプレイする姿勢や技術向上への意気込みはファンや同僚にとって大きな感動の源となっています。

背番号・登場曲

彼の背番号は143で、登場曲にはケイティ・ペリーの「Legendary Lovers」やBLACKPINKの「Really」、角田信朗の「よっしゃあ漢唄」、ロードオブメジャーの「さらば碧き面影」、増田俊郎の「Naruto Main Theme」などが使用されています。

まとめ

村上舜選手の今後の活躍に期待が寄せられています。彼の努力と成長を応援し、これからのプロ野球界でのさらなる飛躍を見守っていきましょう。

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