村上虹郎

村上虹郎（むらかみ にじろう）

村上虹郎は1997年3月17日生まれの日本の俳優で、父は俳優の村上淳、母は歌手のUAです。彼は事務所「ディケイド」に所属しています。

人物

虹郎は、2006年に両親が離婚した後、母のUAの元で育ちました。彼はシュタイナー学園で初等部と中等部を学び、中学生の頃に沖縄に移住。その後、高校時代をカナダのモントリオールで過ごしました。彼の家庭環境は多様な文化と影響を受けており、これが彼の演技に独自の視点を与えています。

来歴

村上は2014年に映画『2つ目の窓』で俳優デビューを果たし、その演技が高く評価されて第29回高崎映画祭で最優秀新人男優賞を受賞しました。

2015年には、連続ドラマ『天使のナイフ』で小さな役からテレビドラマに初めて出演。その後、スペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で主演を務め、舞台『書を捨てよ町へ出よう』でも主役を演じました。

2016年からさらに活躍の場を広げ、TBSの『仰げば尊し』やテレビ東京の『デッドストック〜未知への挑戦〜』で主演を務め、民放作品でもその才能を発揮しました。2017年にはアニメ『いぬやしき』で声優としても挑戦しました。2021年にはNHKの連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』に出演し、その存在感を示しました。

2023年3月には健康上の理由により、出演予定だった舞台の降板が発表され、休養を取ることとなりました。

出演作品

村上虹郎は映画、舞台、テレビドラマ、アニメ、CMと多方面で活躍しています。映画では『神さまの言うとおり』や『武曲 MUKOKU』、舞台では『シブヤから遠く離れて』や『ハムレット』にも出演。テレ​​ビドラマでは『MIU404』や『八つ墓村』に登場し、その演技力が多くの視聴者に深い印象を与えています。

受賞歴

彼の演技が評価され数々の賞を受賞しています。特に「ディストラクション・ベイビーズ」や「夏美のホタル」で受けた第8回TAMA映画賞の最優秀新進男優賞が顕著です。加えて、2022年には『孤狼の血 LEVEL2』で日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受賞しました。

結論

村上虹郎は、彼のユニークなバックグラウンドと比類なき演技力によって、日本のエンターテインメントシーンにおいて注目すべき若手俳優の一人です。今後の彼のさらなる活躍が期待されています。

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