村上里和

村上里和（むらかみ さとわ）

村上里和は1966年1月14日生まれのNHKアナウンサーで、旧姓は竹内です。彼女は北海道札幌南高等学校を卒業後、津田塾大学国際関係学科に進学し、1989年にNHKに入局しました。以降、彼女は多様な番組で活躍し、アナウンサーとしてのキャリアを築いてきました。

番組担当とキャリアの足跡

村上は1992年に札幌放送局に異動。その年の全国高等学校野球選手権大会において、開会式のリポーターとしてテレビ中継に出演しました。以降、彼女は女性でありながら、幼い子供を抱えながら東京への単身赴任を体験し、全国放送にも出演。しかし2000年4月に北海道にUターンし、地域に密着した姿勢で活動を続けています。母親としての視点は彼女の番組作りにも大きく影響を与えています。

2014年6月には、約14年ぶりにラジオセンターで東京勤務となり、責任感の強い姿勢で業務にあたっています。特に、自身の経験から得た視点を活かしながら、リスナーに寄り添った放送を心掛けています。

プライベートと家族

村上は長男を出産後、10年以上が経過してから40歳を過ぎて妊娠し、2009年初めには長女を出産しました。母としての経験は、彼女が担当する番組や企画においても大きな資産となっています。彼女の家族に対する思いは、視聴者にも共感を呼んでおり、彼女のファンが多い理由の一つでもあります。

現在の担当番組

村上は現在、「ラジオ深夜便」に出演しており、2014年6月24日からは番組制作班にも参加し、ディレクター業務も兼務しています。彼女は札幌や旭川から生放送の深夜便のアンカーを担当し、毎月第2・4火曜日にはレギュラーとして出演しています。また、毎月第3日曜の0時台には「五木寛之の聴き語り・昭和の名曲」のコーナーアシスタントも務めるなど、多岐にわたる役割を持っています。

過去の担当番組

彼女がかつて担当した番組には多くの記憶に残るものがあります。「北海道中ひざくりげ」では、函館放送局において、番組開始以来初の女性アナウンサーとして起用されました。ほかにも、「ニュース北海道」や「ほくほくテレビニュース」など、数多くの番組でキャスターやナレーションを担当してきました。特に「さわやか自然百景」では、北海道の自然を取り上げた回を多く担当し、その美しい風景に多くの人々を惹きつけました。

彼女の放送活動は視聴者との信頼関係を築くものであり、地域に根ざしたコミュニケーションを大切にしています。今後もますますの活躍が期待されるアナウンサーです。

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