村元小月

村元小月のプロフィール

基本情報

村元 小月（むらもと さつき）は、1990年5月15日生まれの日本人フィギュアスケート選手（女子シングル）。彼女は2010年のトリグラフトロフィーにて国際大会で初優勝を達成し、そのキャリアの中で多くの素晴らしい成果を収めました。

幼少期とスケートの始まり

小月は兵庫県明石市に生まれましたが、父の仕事の関係で幼少期をタイで過ごしました。1998年、彼女は妹の哉中と共に神戸でスケートを始めました。小学3年生の頃より濱田美栄氏の指導を受け、技術と表現力を磨いていきます。

ジュニア時代

2003-2004シーズンからはISUジュニアグランプリに出場し、特に2007-2008シーズンのJGPソフィア杯で2位に輝くなど目覚ましい成果を収めます。また、同シーズンのムラドスト杯ジュニアクラスでも2位となりました。彼女の成長は目覚ましく、2006-2007シーズンには全日本ジュニア選手権で3位に入賞し、全日本選手権や世界ジュニアフィギュアスケート選手権へも出場を果たしました。

シニアへと昇進

2008-2009シーズンにはJGPメラーノに出場したのを最後にシニアクラスに移行し、2009年には関西大学文学部に入学。シニア転向初年の2009-2010シーズンでは、メラーノ杯で2位に入賞し、さらにはトリグラフトロフィーで国際大会初となる優勝を果たしました。この実績によって彼女の名は一気に広まりました。

怪我と引退

しかし、2010-2011シーズンは怪我の影響でほとんどの競技に出場できませんでした。その後、2012-2013シーズンの国体を最後に競技生活に終止符を打ちます。引退後、彼女はタイのスケート連盟からナショナルチームのヘッドコーチに就任する要請を受け、コーチとして新たな道を歩みました。

コーチとしての活動

2020年には、木下アカデミーの発足に伴いコーチに就任し、次世代の選手たちを指導する立場になりました。彼女の豊富な競技経験と知識を生かし、若い才能を育て上げることに力を注いでいます。

主な戦績

• - トリグラフトロフィー: 優勝 (2010年)
• - JGPソフィア杯: 2位 (2007-2008シーズン)
• - ムラドスト杯ジュニア: 2位 (2003-2004シーズン)
• - 全日本ジュニア選手権: 3位 (2006-2007シーズン)

まとめ

村元小月のキャリアは、ジュニア時代からシニアへのスムーズな移行、そして引退後のコーチ業に至るまで、多くの人々に影響を与えてきました。彼女は今後もフィギュアスケート界において、選手たちの成長をサポートしていくことでしょう。

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