村松大輔

村松大輔に関する情報

村松大輔（むらまつ たいすけ、1989年12月16日生まれ）は、静岡県焼津市出身の元プロサッカー選手で、主にディフェンダーとして知られています。彼のキャリアは、若い頃からの努力と成果に満ちています。

来歴

村松は高校時代、藤枝東高等学校でプレーし、第86回全国高校サッカー選手権大会では準優勝に貢献し、その活躍から大会優秀選手にも名を連ねました。卒業後は、アマチュアチームのHonda FCに加入。Honda FCではサッカーとともに、本田技研工業浜松製作所での勤務を両立させる生活を送りました。午前中は製造ラインで働き、午後にサッカーの練習を行う日々でした。

彼がHonda FCでプレーしていた頃、U-19日本代表にも選出され、FIFA U-20ワールドカップのアジア最終予選では全試合にスタメンとして出場。しかし、アマチュアチームでの活動にも関わらず、16年ぶりにHonda FCから年代別代表選手が選ばれるという快挙を達成しました。

2009年には、J2リーグの湘南ベルマーレに移籍し、開幕戦からスタメンとして出場。その年、クラブはJ1昇格を果たしました。同年12月には、アジアカップ最終予選の日本代表に選ばれましたが、体調を崩し、イエメンでの遠征中に試合出場は叶いませんでした。

2011年、村松は清水エスパルスに移籍します。清水では、センターバックに加えて、ボランチや右サイドバックとしても起用され、2012年シーズンではワンボランチのポジションでレギュラーとして活躍しました。
また、その年のロンドンオリンピックでは、U-23日本代表として選出されましたが、出場機会はホンジュラス戦のみでした。

2014年には、清水から徳島ヴォルティスへ期限付き移籍し、主にセンターバックとして活躍。その後、2015年には清水に復帰し、2016年はヴィッセル神戸に再び期限付き移籍しました。2017年には再度清水に戻りますが、出場機会は限られ、同年限りで退団しました。

2018年にはギラヴァンツ北九州に移籍し、シーズン終了後に契約満了で退団。その後、2019年2月に現役引退を発表しました。引退後は、インスタグラムを開設し、タレント兼会社員としての活動を開始しました。

所属クラブ

• - ユース経歴

- 焼津南SSS
- 藤枝東FC
- 藤枝東高等学校

• - アマ・プロ経歴

- 2008年 Honda FC
- 2009年 - 2010年 湘南ベルマーレ
- 2011年 - 2017年 清水エスパルス
- 2014年 徳島ヴォルティス (期限付き移籍)
- 2016年 ヴィッセル神戸 (期限付き移籍)
- 2018年 ギラヴァンツ北九州

タイトルと代表歴

村松は高校サッカー選手権での準優勝のほか、U-19、日本代表チーム、U-23オリンピックなどの代表抜擢の経験があります。特に、ロンドンオリンピックではアジア予選を経てメンバーに選ばれましたが、試合出場には至りませんでした。

村松大輔は、多岐にわたるポジションでの活躍を通して、日本サッカー界に貢献してきた選手です。

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