村田浩明

村田浩明（むらた ひろあき）は、1986年7月17日生まれ、神奈川県出身の日本の野球指導者です。

経歴

中学時代は川崎北シニアに所属し、野球選手としてのキャリアをスタートさせました。

横浜高校に進学後は、捕手として活躍。2年生の2003年春の甲子園大会では、1学年上の成瀬善久、同級生の涌井秀章という2人のエースとバッテリーを組み、チームの準優勝に大きく貢献しました。この時の経験は、村田氏の野球人生において大きな影響を与えたと考えられます。

3年生時には主将に就任し、チームを牽引。夏の甲子園大会ではベスト8に進出しました。同期には、後にプロ野球選手となる石川雄洋がいました。

高校卒業後は、日本体育大学に進学。大学時代には教員免許を取得しています。また、大学生時代の2年間は、母校である横浜高校でコーチを務め、指導者としての経験を積みました。1年下には靍岡賢二郎がいました。

大学卒業後は、神奈川県立霧が丘高校の部長に就任。その後、2013年秋からは神奈川県立白山高校の監督に就任し、指導者としてのキャリアを本格的にスタートさせました。白山高校監督時代には、2018年夏の北神奈川大会でチームをベスト8に導くなど、着実に実績を重ねました。

そして、2020年4月1日、村田氏は母校である横浜高校の監督に就任しました。就任2年目の2021年夏には、甲子園大会に出場し、監督として甲子園初勝利を挙げています。

しかし、横浜高校野球部監督就任時には、パワハラがあったという報道もありました。これに対し、横浜高校は「現時点ではイジメやパワハラ指導はなかったかと。事実関係を精査すべく動いている状況なので詳細は控える」という趣旨の回答をしています。

村田浩明氏は、選手としての実績、指導者としての経験、そして母校への愛情を胸に、横浜高校野球部の更なる発展に尽力しています。今後の活躍が期待される指導者の一人です。

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