東京アニメセンター

東京アニメセンターの概要

東京アニメセンター（とうきょうアニメセンター）は、日本のアニメ文化に特化した情報発信および人材育成を目指す施設です。2006年3月15日、東京都千代田区外神田の秋葉原UDX内にオープンしました。運営は当初、日本動画協会が行い、2011年1月10日までは小学館集英社プロダクションを中心とした企業コンソーシアムが運営していました。

施設の特徴

センター内には、アニメ関連の展示を行う「イベントギャラリー」、ラジオ収録やアフレコ体験ができる「東京アニメセンター・スタジオ」、公式ショップ、アニメ関連事業者向けの情報発信を行う「アニメプレスデスク」などの施設が用意されています。

開設当初は、映画館「アキバ3Dシアター」が併設されており、人気アニメ映画のロードショーやアニメ映画祭などが開催されていました。しかし、2017年に移転した際に「UDXシアター」という新しい名称に改め、その後はUDXカンファレンスオフィスが運営を担当するようになりました。

休館と再オープン

2011年1月10日には一時休館し、その後、日本動画協会の単独運営によって同年2月26日に仮オープンを果たしました。さらに、同年4月12日にはリニューアルオープンし、より多くの人々に利用される施設となりました。

2012年には再度休館し、8月25日にはアパマンショップネットワークとの共同運営によりリニューアルオープンしました。この時、施設名は「東京アニメセンター in あるあるCity」へと変更されました。

新たな移転とオープン

2017年7月29日にはテナント契約満了に伴い、秋葉原UDXでの運営を終了。その後、新たに大日本印刷との提携に基づいて、同年10月28日に新宿区市谷田町のDNPプラザへ移転し、名称も「東京アニメセンター in DNPプラザ」と改名されました。

2021年には、リアルな体験とバーチャルな要素が融合した新しい体験を提供するため、渋谷の「渋谷モディ」2階へと再移転し、施設名も「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」と変更されました。

アニメ検定やラジオ番組

東京アニメセンターでは、アニメ検定も実施されており、アニメファンにとって重要な学びの場となっています。また、秋葉原時代には「東京アニメセンター・スタジオ」においてラジオ番組の公開録音が行われており、特に『東京アニメセンターRADIO』や『東京アニメセンターRADIOw』などのプログラムが人気を博していました。

このように、東京アニメセンターはアニメ文化を広めるための重要な拠点として、今なお多くのファンに支持されています。

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