東京・ミュージアムぐるっとパス

東京ミュージアムぐるっとパス：お得に美術館・博物館めぐり

「東京ミュージアムぐるっとパス」は、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にある多数の美術館や博物館への入場を可能にする、大変お得なチケットです。2500円という価格で、参加施設の入場料が割引になったり、無料になったりするだけでなく、都内の観光を満喫する上で非常に便利なツールとなっています。

概要

このパスは、公益財団法人東京都歴史文化財団によって発行されており、年間を通して多くの観光客や文化愛好家から利用されています。有効期間は初回利用日から2ヶ月間となっており、年度をまたいでの利用はできません。購入方法は、パスカードとオンラインチケットの2種類があります。パスカードは、対象施設の窓口や東京観光情報センターなどで購入可能で、オンラインチケットは公式ホームページから購入できます。オンラインチケットはスマートフォンでQRコードを提示、または印刷して利用可能です。

対象施設

対象となる施設は100ヶ所以上と非常に多く、上野、皇居周辺、港区、渋谷、目黒、世田谷、新宿、練馬、池袋、王子、墨田、深川、臨海部、多摩エリアに加え、神奈川県、千葉県、埼玉県にも対象施設が点在しています。エリアも多岐にわたり、様々なジャンルの美術館や博物館を網羅しているため、自分の興味に合わせて施設を選べるのが魅力です。各エリアの代表的な施設を例に挙げると、上野公園周辺には東京国立博物館や東京文化会館などがあり、皇居周辺には皇居東御苑などがあります。港区には森美術館、渋谷区には東京都写真美術館、目黒区には東京都庭園美術館など、多様な文化に触れることができるでしょう。

購入方法

購入方法は大きく分けて2種類あります。一つ目は、対象施設の窓口、東京観光情報センター、上野公園案内所などで直接パスカードを購入する方法です。もう一つは、公式ホームページからオンラインチケットを購入する方法です。オンラインチケットは、スマートフォンでQRコードを表示するか、印刷して利用することができます。どちらの方法でも、スムーズにチケットを入手でき、すぐに利用を開始できるようになっています。


販売期間と価格

販売期間は、年度の初頭から翌年1月末日までの期間となっており、毎年更新されます。価格は2500円（税込）で、大人向けのみの設定となっています。子供用のチケットは設定されていないため、ご注意ください。この価格で多くの施設を利用できることを考えると、大変お得な価格設定と言えるでしょう。


休館中の施設

全ての施設が常に利用できるわけではありません。大規模改修工事などにより、一時的に休館となる施設もあります。例えば、2022年度は横浜美術館、静嘉堂文庫美術館、東京都江戸東京博物館などが休館していました。利用を検討する際には、公式ホームページで最新の情報を必ず確認する必要があります。


セット商品

東京メトロ、都営交通の一日乗車券とセットになった「メトロ＆ぐるっとパス」や「都営deぐるっとパス」といったセット商品も販売されています。これらを利用することで、交通費も節約でき、よりお得に観光を楽しむことができるでしょう。


まとめ

東京ミュージアムぐるっとパスは、東京都心部とその周辺エリアの文化施設を効率的に巡りたい方にとって最適なチケットです。多様な文化に触れ、充実した時間を過ごせるでしょう。ただし、対象施設や休館施設、販売期間などを公式ホームページで事前に確認することをお勧めします。お得なセット商品も利用して、東京観光を存分にお楽しみください。

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