東京大学看護短期大学部

東京大学看護短期大学部は、1965年4月1日に東京都文京区での設置が計画されていた国立の短期大学です。東京大学医学部に併設される形で開学を目指していました。

概要

1965年の開学を目指していた国立看護短期大学3校のうちの1つで、看護に必要な理論と技術を教授研究し、社会人としての職業能力と管理能力を備えた看護師の育成を目的としていました。また、日本の看護の発展に貢献することも目指していました。

当初の計画では、1964年10月31日の時点で、翌年に看護短期大学を創設し、既存の附属看護婦学校を廃止する方針でした。しかし、この計画は実現せず、開学は見送られることになりました。

その後、2度にわたり設置申請が行われましたが、いずれも開学に至ることはありませんでした。幻の看護短期大学として、その名前が記録に残るのみとなっています。

設置予定の学科

看護学科
入学定員：80名
総定員：240名

関連項目

東北大学看護短期大学部
九州大学看護短期大学部

参考文献

『学校事務 15(16)』学事出版。https://dl.ndl.go.jp/pid/6026282。
『看護教育 = The Japanese journal of nursing education 14(12)(159)』医学書院版。https://dl.ndl.go.jp/pid/3393831。
日本看護協会『看護 = Journal of the Japanese Nursing Association : 日本看護協会機関誌 18(2)』日本看護協会出版会。https://dl.ndl.go.jp/pid/3392586/1/67。
『日本医事新報 (2114)』日本医事新報社。https://dl.ndl.go.jp/pid/3454915/1/36。
『看護教育 = The Japanese journal of nursing education 5(12)(50)』医学書院。https://dl.ndl.go.jp/pid/3393722/1/5。

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