東京消防庁ラグビー部

東京消防庁ラグビー部

東京消防庁ラグビー部は、東京の消防を担う東京消防庁を母体として活動するラグビーチームです。その読みは「とうきょうしょうぼうちょうラグビーぶ」となります。2025年時点では、関東社会人リーグの1部に所属し、全国クラブ大会への出場を目指して日々鍛錬を積んでいます。

チームは、過去に関東社会人リーグの1部と2部を複数回にわたって昇降格しており、その活動の軌跡はまさにチャレンジの連続と言えます。

主なリーグ戦績の推移

2010年代の動向

2012-2013シーズン: 関東社会人リーグ1部に所属。レギュラーシーズンを1勝6敗の成績で7位となり、1部残留をかけた順位決定戦に臨みましたが3位にとどまり、辛くも1部残留を果たしました。
2013-2014シーズン: 引き続き関東社会人リーグ1部で戦いましたが、前年と同様に1勝6敗の7位。再び順位決定戦に進出し、今回は2位となり、かろうじて1部リーグに残留しました。
2014-2015シーズン: このシーズンも1部で戦いましたが、残念ながら7戦全敗の8位という結果に終わり、順位決定戦でも4位と振るわず、関東社会人リーグ2部への降格を経験しました。

2部での立て直しと1部復帰

2015-2016シーズン: 関東社会人リーグ2部に舞台を移しました。2部Dグループで見事に優勝を果たしましたが、続く2部順位決定戦では3位となり、このシーズンでの1部復帰はなりませんでした。
2016-2017シーズン: 2部Cグループで再び優勝。そして、1部昇格をかけた1部・2部順位決定戦に駒を進め、見事に1位通過を果たし、念願の関東社会人リーグ1部への昇格を決めました。

再び1部、そして降格・昇格へ

2017-2018シーズン: 1部復帰初年度は、3勝4敗の成績で6位となり、1部残留を果たしました。
2018-2019シーズン: このシーズンは躍進を見せ、5勝2敗と大きく勝ち越し、リーグ3位という好成績を収めました。
2019-2020シーズン: 再び苦しい戦いとなり、1勝6敗で7位に沈みました。順位決定戦でも3位となり、再び関東社会人リーグ2部への降格となりました。

近年の活動

2020-2021シーズン: 新型コロナウイルスの影響により、リーグ戦は中止となりました。
2021-2022シーズン: 2部Aグループで優勝を果たし、関東社会人リーグ1部への再昇格を決めました。
2022-2023シーズン: 1部に復帰し、3勝5敗の成績で6位となりました。
2023-2024シーズン: 1部リーグで2勝5敗の成績を残し、順位は5位でした。
2024-2025シーズン: 現在、関東社会人リーグ1部で活動しており、これまでの戦績は2勝4敗1分、リーグ6位となっています（2025年時点）。

参考文献・情報源

チームの活動に関する情報は、ラグビー専門誌『ラグビーマガジン』の2017年5月号などでも取り上げられています。

関連情報

東京消防庁 - チームの母体となる組織です。
関東社会人リーグ - チームが所属するリーグです。

外部リンク

TFDラグビー部 - 東京消防庁ラグビー部の公式サイト（記載情報に基づく）。

これらの情報源から、東京消防庁ラグビー部が消防業務と並行して、社会人ラグビーリーグのトップカテゴリーである1部リーグでの定着を目指し、粘り強く活動を続けている様子がうかがえます。

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