東京都市大学塩尻高等学校

東京都市大学塩尻高等学校について

東京都市大学塩尻高等学校（Tokyo City University Shiojiri High School、 TCUS）は、長野県塩尻市広丘高出にある私立の高等学校です。この学校は東京都市大学の附属校であり、学校法人五島育英会の運営により、質の高い教育が提供されています。

概要

この学校は2009年に、武蔵工業大学が東横学園女子短期大学と統合したことに伴い、『東京都市大学塩尻高等学校』に名称が変更されました。入学については、東京都市大学への進学希望者に向けた全入制度が整備されているため、多くの生徒に進学の機会が用意されています。

沿革

東京都市大学塩尻高等学校の歴史は1956年にさかのぼります。この年、信州電波専門学校として開校し、専門部、高等部、さらには短期の養成コースを設けました。以降、数度の改称を経て、1961年に武蔵工業大学付属信州工業高等学校となり、次第に専門的な科目が増設されていきました。特に1978年には普通科が設置され、2000年には情報マルチメディア科が設立されるなど、時代に合わせた教育内容の充実が図られています。

2001年には武蔵工業大学第二高等学校へと改称され、さらに2009年に東京都市大学塩尻高等学校に改名されました。近年では、2006年に創立50周年を迎え、その節目に新たな施設が竣工しました。

校章

学校の校章は、3枚の柏の葉の中に「TCU」の文字が組み込まれており、シンボリックなデザインとなっています。

部活動

部活動も活発で、野球部やサッカー部、女子バレーボール部は強化指定部に、ソフトテニス部やラグビー部は準強化部として認識されています。特にサッカー部は、2009年に全国高等学校サッカー選手権大会初出場を果たし、その後も複数年にわたり出場を維持しています。野球部も2011年に全国高校野球選手権大会に初出場し、運動部の活躍が目立っています。

女子バレーボール部は、2014年の全日本選手権大会で全国3位となるなど、その実力を証明。さらに、インターハイにも8回出場しています。また、空手道部は長年にわたりインターハイに出場し続けるなど、スポーツ活動も多岐にわたります。

交通アクセス

塩尻駅からは、地域振興バスの塩尻北部線を利用することで、学校まで約11分でアクセス可能です。利便性の高い立地が、生徒たちの通学をサポートしています。

主な出身者

この学校では、芸能界やスポーツ界に多くの著名人が輩出されています。例えば、俳優の滝沢沙織さんや、FANTASTICSの澤本夏輝さん、プロ野球選手の菊池涼介さんらがその一部です。さらに、著名な教職員には元監督の大輪弘之氏が名を連ねています。

東京都市大学塩尻高等学校は、教育環境の充実を図るとともに、さまざまな分野での優れた人材育成に貢献しています。今後の発展にも期待が寄せられています。

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