東京都道・埼玉県道255号足立さいたま自転車道線

東京都道・埼玉県道255号足立さいたま自転車道線について

東京都道・埼玉県道255号足立さいたま自転車道線は、東京都足立区から埼玉県さいたま市大宮区に至る、自転車および歩行者専用の道路です。この道路は、新芝川・芝川に沿って整備されており、両都県を結ぶ重要なサイクリング・散策路として利用されています。

概要

この自転車道は、新芝川と芝川の堤防沿いに整備されており、豊かな自然を感じながらサイクリングや散策を楽しめるのが特徴です。ただし、全ての区間が完全に整備されているわけではなく、特にさいたま市管理区間では河川改修工事の影響で未整備となっている箇所が多くあります。

また、この路線とは別に、整理コード3601の特例都道である「二五五号線」が千代田区から港区にかけて存在しますが、これは全く別の路線です。

未整備区間と整備状況

さいたま市が管理する区間の大半は、河川改修工事の影響で未整備の状態が続いています。整備済みの区間はごくわずかであり、全長22.1kmの路線の中で、整備されているのは約0.23kmに過ぎません。しかし、埼玉県では「川の国埼玉 川の再生基本方針」に基づき、「水辺再生100プラン事業」として、国道463号の念仏橋から北へ7.8km（計画では8.5km）の区間を芝川遊歩道として整備を進めています。この遊歩道は2010年度から整備が開始されていますが、本道への接続・編入については未定です。

かつて旧大宮市が1977年から1984年にかけて独自に整備した芝川サイクリングロードも存在しましたが、河川改修工事により寸断されている区間が多い状況です。

路線情報

起点: 東京都足立区鹿浜二丁目（江北公園・都市農業公園）
終点: 埼玉県さいたま市大宮区堀の内町三丁目（大宮公園・第二公園）
一般名称: 芝川自転車道（ただし、芝川河口から鹿浜二丁目の区間は都県道指定されていません）
延長: 22.1km（東京都部0.605km、埼玉県部21.5km）
埼玉県管理区間: 12.5km
さいたま市管理区間: 9.0km

通過する自治体

この自転車道は、以下の自治体を通過します。

東京都
足立区
埼玉県
川口市
さいたま市緑区
さいたま市浦和区
さいたま市見沼区
さいたま市大宮区

関連情報

この自転車道に関連する情報として、以下の項目が挙げられます。

東京都の都道一覧
埼玉県の県道一覧
日本の自転車道路一覧
都市農業公園
見沼通船堀
緑のヘルシーロード

外部リンク

* 国土交通省道路局 - 一般県道足立さいたま自転車道線（芝川自転車道）

この自転車道は、都県を跨ぎ、様々な自治体を結ぶサイクリングロードとして、地域住民に親しまれています。しかし、未整備区間や工事による寸断もあるため、利用の際は注意が必要です。

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