東京電機大学工学部

東京電機大学工学部・大学院工学研究科

東京電機大学工学部は、東京都足立区にある東京電機大学に設置されている主要な学部の一つです。また、関連して同大学には大学院工学研究科が設けられています。これらの教育・研究活動は、全て東京千住キャンパスで行われています。

概要

工学部は、1949年（昭和24年）に東京電機大学が設立された際に誕生しました。以来、日本の産業界を支える多くの技術者を輩出してきました。

教育においては、以下の三つの柱に力を入れています。

1. 手厚いサポートのある基礎教育: 大学での学習にスムーズに移行できるよう、丁寧な基礎教育を提供しています。
2. 充実した実験、実習、ワークショップ: 理論だけでなく、実際の「ものづくり」や技術に触れる機会を豊富に設け、実践的なスキルを養います。
3. 幅広い専門科目と資格関連科目: 将来の進路に応じた専門知識を深めるとともに、各種資格取得に向けたサポートも行っています。

また、新入生が大学生活に馴染めるよう、「入学前教育（数学・英語）」をはじめ、学習に関する疑問や不安を解消するための「学習サポートセンター」での個別の支援、大学での学び方やアカデミックなスキルを習得するための指導など、様々なサポート体制を整えています。

現在、工学部には以下の6つの学科が設置されています。

電気電子工学科
電子システム工学科
応用化学科
機械工学科
先端機械工学科
情報通信工学科

これらの学科で、現代工学の幅広い分野に対応する専門教育が行われています。

沿革

東京電機大学工学部および大学院工学研究科の主な沿革は以下の通りです。

1949年（昭和24年）: 東京電機大学が設立され、工学部第一部（電気工学科、電気通信工学科）が設置されました。
1952年（昭和27年）: 工学部第二部が開設され、電気工学科が設置されました。
1958年（昭和33年）: 大学院工学研究科が初めて開設され、電気工学専攻修士課程（夜間大学院）が設けられました。
1960年（昭和35年）: 工学部第一部に電子工学科が増設されました。
1961年（昭和36年）: 工学部第一部に、応用理化学科と機械工学科が設置されました。
1962年（昭和37年）: 大学院工学研究科に電気工学専攻博士課程が開設されました。
1965年（昭和40年）: 工学部第一部に建築学科と精密機械工学科が設置されました。
1975年（昭和50年）: 大学院工学研究科に電気工学専攻修士課程の昼間コースが開設されました。
1993年（平成05年）: 工学部の電気通信工学科が情報通信工学科へ名称変更されました。
2002年（平成14年）: 工学部第一部に情報メディア学科が設置されました。
2004年（平成16年）: 大学院情報環境学研究科修士課程（情報環境工学、情報環境デザイン学専攻）が開設されました。超電導応用研究所は先端工学研究所に改称されました。
2006年（平成18年）: 大学院博士後期課程が先端科学技術研究科（8専攻）に再編されました。
2007年（平成19年）: 工学部第一部が改編され、現在の工学部（電気電子工学科、環境化学科、機械工学科、情報通信工学科）と未来科学部（建築学科、情報メディア学科、ロボット・メカトロニクス学科）が開設されました。
2008年（平成20年）: 工学部第二部の電気工学科、電子工学科が再編され、電気電子工学科となりました。
2009年（平成21年）: 大学院未来科学研究科修士課程（建築学、情報メディア学、ロボット・メカトロニクス学専攻）が開設されました。
2012年（平成24年）: 千住へのキャンパス移転に伴い、東京千住キャンパスが開校しました。
2017年（平成29年）: 工学部の環境化学科が応用化学科に名称変更されました。

学部・大学院構成

工学部

電気電子工学科
電子システム工学科
応用化学科
機械工学科
先端機械工学科
情報通信工学科

大学院工学研究科

電気電子工学専攻
電子システム工学専攻
物質工学専攻
機械工学専攻
先端機械工学専攻
情報通信工学専攻

関連組織

工学部および工学研究科に関連する研究組織として、東京電機大学総合研究所や先端工学研究所があります。

学部長

現在の工学部長および工学研究科委員長は、吉田 俊哉氏です。

キャンパス情報

工学部および大学院工学研究科は、東京千住キャンパスにあります。

所在地: 東京都足立区千住旭町5
* 交通アクセス: 北千住駅東口から徒歩1分、または牛田駅・京成関屋駅から徒歩7分という便利な立地です。

（著名な出身者については、具体的な情報が入力に含まれていないため省略します。）

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